





レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、来季フェラーリに移籍することを目指していると言う噂がある。しかし現所属チームのレッドブルは、この噂を即座に否定した。
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンにはレッドブルとの数年分の契約があると主張し、フェルスタッペン陣営から移籍についてのアプローチはないと話した。
「そんなものは全くない。これまでも、いかなる提案も決してなかった」とホーナーはmotorsport.comに語った。
「契約はとても明確だ」
「来年のドライバーラインアップがどうなるのか、ということを我々は分かっているし、そういう風に仕事を進めていて、計画もしている。それ以外はただの推測か、仲違いをさせようとしている企みだ」
また彼は、フェルスタッペンが2018年の移籍を考えるよりも、2019年に移籍を考える方が容易であるという意見も否定した。
「必ずしもそうではない。現時点では、我々は今年と来年のことに集中している」
さらにホーナーは、こういった推測により気を紛わされるという心配はしていないと主張した。
「少しうんざりしているが、今の状況を理解している。でも何も変わらない」
ホーナーは金曜日に、ダニエル・リカルドがバクーで優勝したことはドライバーたちの契約において重要ではないと話し、彼らの現行の契約に結びつくパフォーマンス条項を満たしたわけでもないという。
「契約において重要なことではなかった」
「ドライバーのしていることや、誰が来年レッドブルにいるのか問いうことは、明らかなことだ。今年と同じドライバーが乗るだろう」
「だから報道されているようなことはない。契約ははっきりしているし、ふたりのドライバーは100%契約下にある」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | マックス フェルスタッペン |
チーム | フェラーリ , レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Adam Cooper |