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【F1】ロス・ブラウン「シャークフィン&Tウイングに対処しなければ」

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【F1】ロス・ブラウン「シャークフィン&Tウイングに対処しなければ」
執筆:
2017/03/04 5:09

ロス・ブラウンは、2017年に導入された空力レギュレーションが生んだ、不人気で意図されていないデバイスをそのうち除外する予定のようだ。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W08
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W08
Ross Brawn, Managing Director, Motor Sports
Ross Brawn, Managing Director, Motor Sports
Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H
Antonio Giovinazzi, Sauber C36
Sergio Perez, Force India VJM10
Max Verstappen, Red Bull Racing RB13
Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H
Jolyon Palmer, Renault Sport F1 Team RS17

 新しいレギュレーションが導入された2017年のF1マシンには、シャークフィンが復活。また、”Tウイング”と呼ばれるデバイスも登場しているが、F1のスポーツ面のマネージングディレクターに就任したロス・ブラウンは、これらのデバイスを廃止する予定のようだ。

 今週行われたバルセロナでの公式テストで、ブラウンはFormula1.comのビデオインタビューに応え、新しいレギュレーションの導入でパフォーマンスの飛躍が見られた点について評価しながらも、マシンの外観についてはもっと”純粋な”モノにしたいと認めた。

「新しいレギュレーションと新しいマシンが、どのようなパフォーマンスを見せ、どんな効果を示すか、見ていかなければならない」とブラウンは語った。

「レーシングカーとしては、より刺激的な見た目になった。マシンの”プロポーション”は良くなった」

「マシンは大幅に速くなっている。かなり印象的なパフォーマンスだ。身体的な要求が大きくなっていると、ドライバーは私に言ってきている。それこそが望んでいたことだ」

「新しいレギュレーションが導入される際にはいつもそうだったように、少々問題もある。マシンの背中にはファンに不評のシャークフィンが装備されている。そのうち、私はそれらに対処する必要があると思う」

「新しいレギュレーションの目的のひとつが、より刺激的な見た目のマシンを生み出すことだったので、あまり重要ではないパーツでそれを台無しにはしたくない。しかし、これは新しいレギュレーションが導入された時には普通のことなんだ」

 シャークフィンと同様に、マシンのエンジンカバー周辺に”出現”したTウイングと呼ばれるデバイスについても尋ねられたブラウンは、「それらは皆、新しいレギュレーションの結果として生まれたデバイスであり、意図されていないモノだ。我々は時間をかけて、意図されていないデバイスを除外する必要があるだろう。マシンの見た目をもう少し純粋なものにしたい」と答えた。

「新しいルールとタイヤが導入されて、ドライバーたちがどれだけバトルが出来るかを見る必要がある。それも重要な要素だし、今の時点ではわからないところだ」

「マシンについては、レギュレーションの安定性が重要なので、大きな変更は予定されていない」

DRSの除外は急がない

 ブラウンは、オーバーテイクの問題についても深く追求していき、DRSが必要にならなくなるようにしたいと明かした。DRSは、他のマシンの後ろについたマシンの空気抵抗を減らすことでストレートでの追い抜きを可能にする、”人工的”なシステムだ。

「どのようにマシンがお互いに近づき、追い抜くことができるのか、レースにおけるオーバーテイクのテーマ全体を見る必要がある」と彼は語った。

「私は、それがDRSのような人工的に強化されたプロセスではなく、通常のプロセスで達成されることを望んでいる」

「しかし、DRSは導入当時の問題に対する解決策だった。私は、DRSを早急に取り除くべきだとは思っていないが、それが必要じゃなくなるような、長期的な解決策としてのマシンデザインを考えたい」

 新たにF1の運営に加わったブラウンは、新しい役職に就いて、どんな変更を加えるかについて尋ねられると彼は次のように答えた。

「私が将来的にやりたいと思っていることは、まず目的を非常に明確にすることだ。ルールを変更する場合、その目的は何かとはっきりさせる」

「そしてそれから、その目的を達成できるプロセスを見つけていきたい」

「FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の中に、これらの事柄を判断する我々独自のチームを作る予定だ。少数精鋭のエンジニアたちがチームに参加し、我々がレギュレーションを決める際に、より良いプロセスをたどり、目的を達成できるように助けてくれる」

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執筆者 Charles Bradley