【F1】上海政府「スポーツ発展計画」でF1中国GPの重要性を示唆

上海政府は「上海スポーツ産業発展プログラム2016-2020」を発表。この中でF1中国GPの重要性が説かれ、契約延長の可能性が強く示唆された。

 中国GPは、今年の4月9日に予定されているレースを最後に開催契約が切れる。レースのオーガナイザーを務めるジェス・イベント・マネージメント社は、新たな契約を結ぶことについて自信を持っているが、問題解決を急いでいないと思われる。さらに、先日リバティ・メディアが新たなF1オーナーとなり、F1の運営方法が変化したとしても、問題解決に拍車をかけることはないという。

 しかし上海政府が公表した文書によれば、F1は当該地域の成長を促す計画にとって、必要不可欠なものであるということが明らかになっている。

「上海スポーツ産業発展プログラム2016-2020」と名付けられたこの文書によれば、地方政府はF1のような優れたイベントの開催を望んでおり、「2020年まで、上海は毎月象徴的なイベントを開催する勢いを維持することを約束する」と記載されると共に、以下のような内容について言及している。

「まず運営を、そしてF1中国GPのような有効的な8つの大イベントを改善させる。そして第三に上海において国際的かつ商業的にもトップクラスのスポーツイベントの魅力を高め、2020年までに1つか2つの大きなイベントを追加する」

 この計画が実行されれば、「テニス、陸上競技、マラソン、乗馬、モーターレーシング、ビリヤード、サイクリングなど、有名なイベントの波及効果を高める」ことが、ビジネス面での利益を拡大するために、上海に義務付けられることになる。

 バーニー・エクレストンの後任としてF1の新たなCEOに就任したチェイス・キャリーは最近、アジアはF1にとって重要な市場であると語った。

「長期的に見れば、アメリカはこのスポーツにとって大きな機会がある地域であるということに、私も同意する」

 キャリーはF1の公式サイトにそう語った。

「しかし、それはアメリカと共にアジアも同じことだ。我々はこれら(の地域)が重要な成長領域であると確信している」

Reporting by Frankie Mao

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース