【F1】”中団争い”に浮上のマクラーレン「予選Q3進出を目指す」

”スペック3”のパワーユニットを投入したホンダ。その効果もあり、アロンソ、バンドーンともにトップ10を争う位置に浮上してきた。

 F1第9戦オーストリアGP。初日のフリー走行1回目と2回目が行われ、マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソがFP1で9番手、FP2で8番手、ストフェル・バンドーンはFP1で7番手、FP2で12番手となった。

 今回のグランプリから、ホンダは2台のマシンに”スペック3”と呼ばれるパワーユニットを投入している。その効果もあってか、初日にふたりが見せたパフォーマンスは、トップ3チームのすぐ後ろを争う中団勢の中に割って入った感がある。

 ホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介は、チームのリリースに次のようにコメントを寄せている。

「大きなトラブルなく初日を終えられたことは良かったと思っています。セッションでは、両ドライバーともにコンスタントにペースを刻み、まずまずの速さを見せてくれましたし、我々のパフォーマンス向上について、一定の前進を確認できたと思っています」

 ふたりのドライバーも、ポジティブな印象を得たようだ。

「今日はそれほど悪い1日じゃなかった」

 そう語るのはアロンソである。アロンソは縁石にフロアをヒットしたことでダメージを負い、走行時間を失うこととなった。しかし、多くの情報を手にできたという。

「貴重な情報を収集することができた。データの詳細を見て、今日の結果、そして明日何ができるかを見てみることにしよう」

「コンマ数秒の中に、7人か8人のドライバーがいる。明日、僕らがこのグループの上位にいるか、それとも下位にいるか、分かると思う」

 チームメイトのバンドーンも、手応えを感じているようだ。

「チームにとっては良い1日だった。僕らは非常に接近した中団で競い合っている。FP2では、1秒の間に10台くらいのマシンがいた。予選で良い結果を出すには、明日の細かい部分にかかっている」

「今回のような短いコースでは、ほんの僅かな差がグリッドに大きな違いを生むんだ」

 長谷川氏は、次のように付け加えた。

「今日のセッションだけでは、我々の競争力を判断するのは難しいです。しかし、ポイントを獲得するチャンスがあると確信しています。もちろん、気温や不安定な天候など、不確実な要因を考慮していません。しかし、ドライバーに競争力があるクルマを与えるための準備に集中し、予選でQ3に進出できることを願っています」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストリアGP
サーキット レッドブルリンク
ドライバー フェルナンド アロンソ , ストフェル バンドーン
記事タイプ 速報ニュース