【F1】予選10位のストロール「ステアリング負荷の調整をした」

ウイリアムズのランス・ストロールは、開幕戦でパワーステアリングの調整が間違った方向にあったことを明らかにした。

 ウイリアムズのランス・ストロールは、2017年F1開幕戦であるオーストラリアGPでF1デビューを果たした。その予選では19位に終わったが、中国GPではQ3に進出し、決勝では10番グリッドからスタートする。

「オーストラリアでのパワーステアリングは、間違った方向にあった」とストロールは語った。

「テストでの感触は良かったけど、オーストラリアではそのセッティングのせいでバンプと戦うことになった」

「でも、レースの週末に別のセッティングにすることができなかったから、そのままのセッティングで戦ったんだ」

「オーストラリアでは、車輪がひどく重く感じられて、トラックもバンピーだった。本当に最悪だったよ」

 ストロールは、パワーステアリングのセッティングを間違えた原因について、昨年参戦していたヨーロッパF3選手権のマシンにはパワーステアリングがなく、F1で初めて経験するものだったからだと認めた。

「オーストラリアでステアリングを重くするのは最善策とは言えないね。僕はちゃんと学ぶことができた」

「F1マシンだと、とにかく走ってみて、そこでようやく何が最善であるかを理解することができるんだ」

「F3は、パワーステアリングがないため、とてもステアリングが重い。それに慣れなければいけないし、そのステアリングの感触によってマシンの動かし方も変わってくる」

 ウイリアムズのチーフ・テクニカル・オフィサーであるパディ・ロウは、このセッティング変更のために、ステアリングラックの仕様を変更しなければならなかったことを明かした。

「今回導入したステアリングは完全な機械式だ。パワーアシストに関して電気制御を使用してはいけないため、ステアリングラックの仕様から変更する必要があった」

「ストロールは、比較的高めのステアリング負荷を設定していたことがオーストラリアで確認することができた。フェリペ(マッサ)のステアリング負荷レベルや通常の負荷レベルよりも高い負荷を彼にかけても、何も意味をなさないと結論づけた」

「これまでのシステムを改善し、標準的レベルのステアリング負荷を受けるシステムに変えた。ステアリングの感触は全く同じものだとは言えないだろうが、さらに精密にマシンをコントロールすることができるだろう」

 しかし、ロウはステアリングシステムを変更したことだけが、ストロールのパフォーマンスが向上した理由ではないと強調した。

「確かに仕様の変更を行なったが、それだけが(ストロールのパフォーマンスが向上した)ファクターになっているとは私は思わない」

「多くのプレッシャーや多くの期待がかかった中で、初めてのレースに出場するということは本当に困難なことだったのだろう。様々な理由で満足できるほど練習を行えていなかったということもある」

「彼は、中国をそのようなプレッシャーを背負うことなく走ることができた。ただサーキットに来て、マシンに乗ったのだ。彼は確かに操縦の仕方を理解している。他のシリーズでもマシンの操縦がうまかったが、今回はしっかり仕事をこなすことができたと思う」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 中国GP
サーキット 上海国際サーキット
ドライバー ランス ストロール
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース