【F1】今年のGP2の成績に失望のキング。しかしF1への夢は「諦めない」

マノーの育成ドライバーであるジョーダン・キングは、F1への昇格を目指しているが、まだGP2で能力を証明する必要があると認める。

 ジョーダン・キングは、2017年にF1昇格を果たすチャンスは”他の誰よりも少なくない”と主張する。しかし、その競争は非常に厳しいということを認めている。

 キングはmotorsport.comに対して次のように語った。

「F1に行きたいから、そこに行くために必要なことは何だってする!」

「僕のチャンスは、他の誰かより少ないわけじゃない。でも、2もしくは3つのシートを、6人か7人のドライバーが争っているんだ。すべてのシートが埋まった時だけ、締め切りが来る」

 キングは、GP2での2年目のシーズンをランキング7位で終えた。しかし、レッドブルリンクとシルバーストンでのスプリントレース(レース2)で、勝利を挙げている。

 この成績についてキングは、「かなり失望している」と語る。

「僕らは複数回の勝利と表彰台を得たが、シーズンを一貫してマネージメントすることができなかった。思い返してみれば、僕らは簡単にチャンピオンを懸けて戦うことができた可能性もある。しかし、僕らは途中で多くのミスを犯した」

「目標は常にタイトルに挑戦することだったし、シーズン中盤には僕らは強いように見えた。シルバーストンのレースを終えた段階で、僕らはトップから13ポイント差につけていた。しかしシーズンが進むにつれ、一貫性がなくなっていったんだ」

 シーズン後のテストでキングは、ロシアンタイムとMPモータースポーツのGP2マシンを走らせた。彼は2017年もGP2への参戦を続けることを排除していないものの、他のシリーズに参戦する可能性についても慎重になっている。

「僕はまだ証明する必要があると思う」

 キングはそう語った。

「僕はレースに勝ち、僕ができることを証明した。しかし、チャンピオンシップの面では、もっと証明しなければならないことがあると思う」

「今年7位で終わったことについては、少しばかり苛立たしい。しかし、もう1年とどまり、そして同じようなミスを繰り返したら、それは痛手になるだろう」

「僕は来年何をするかわからない。僕の目標は常にF1だった。しかし、モータースポーツは見た目ほど簡単ではないことが多く、最高のドライバーであることよりも、はるかに重要なことがたくさんある」

「良い仕事をする必要があるだけなら、F1には50人のドライバーがいることだろう。しかし、シートはわずか22しかない」

アストンマーチン入りする可能性

 キングは11月の初めに、バーレーンでFIA世界耐久選手権(WEC)のルーキードライバーテストに参加した。このテストは、アストンマーチンによって召集されたものだ。

「アストンは僕にテストをしたいかと尋ねてきたので、もちろん僕は”イエス”と言った」

 そうキングは説明する。

「それはドライブするのには素晴らしいクルマだ。僕はそれまで試したことがなかったので、モータースポーツの異なる側面だった」

「間違いなく僕にとっての選択肢のひとつであると思う。しかし、現時点ではエネルギーをかけるべきところではない」

Interview by Oleg Karpov

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この記事について
シリーズ F1 , FIA F2
ドライバー ジョーダン キング
チーム マノー , レーシング・エンジニアリング
記事タイプ 速報ニュース