【F1】代役参戦のディ・レスタ、レースに向けて最大の挑戦は「体力」

フェリペ・マッサの代役として、2013年以来初のF1に臨むポール・ディ・レスタは、体力的な問題が最大の挑戦となるだろうと語った。

 31歳のポール・ディ・レスタは、体調不良で欠場を決断したフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)の代役として、急遽ハンガリーGPに出場することが決まった。

 十分にトレーニングを積んでおり、DTMでもレギュラー参戦しているディ・レスタだが、今回のレースでは疲れ果てるだろうと予想している。

 今回のレースで最も対処が難しい問題は何か、と問われたディ・レスタは「肉体的なモノ」だと答えた。

「僕も鍛えているけど、緊張している。筋肉をリラックスさせる必要もあるし、精神的にもそうする必要がある。まるで冬のオフシーズンだ。マシンに初めて乗る日みたいだよ」

「冬を過ごしてからDTMのマシンをドライブした時でさえ、マシンに乗る最初の日はすがりつくように全身の筋肉を使うからダメージがあるんだ」

「おそらく僕にとって、最もつらかったグランプリは2012年のここ(ハンガリー)だと思う。とても暑かったんだ。だから、明日の決勝は簡単にはいかないと思っている」

 ディ・レスタは、これまでドライブしたことがなかったウイリアムズの2017年マシン、FW40を駆り、予選Q1で107%ルールをクリアしただけでなく、マーカス・エリクソン(ザウバー)を上回り19番手を獲得した。彼はチームが予選で、マシンの学習プロセスを単純化してくれたと説明した。

 フリー走行に参加できていないディ・レスタはロングランを行えていないが、ミスが有ることを受け入れ、シンプルなアプローチを続けると語った。

 良いレースをするために、目標としていることは何かと彼にmotorsport.comが聞くと「賢明なペースだ」と彼はコメントした。

「2周以内にタイヤを使い果たしていまい、戦いにならない可能性もある。僕はタイヤの使い方がわかっていないからね。それは、僕が以前いつも得意としていたところだ」

「僕のスタイルはこれまでのところ、このマシンにも通用しているようだ。だけど、マシンのどこが開発されているか知らないし、最初のスティントでフロントウイングをどう調整したらいいのか、タイヤをどうする必要があるのか、全く分からないんだ」

「それはチームに任せて、僕はマシンに乗り込み、やらなければならないことをやるだけだ。僕ができるベストなやり方でステアリングを切り、最高だと思うことをやるんだ」

「シンプルに2つのペダルを踏むこと、ステアリングを切ることに集中する」

 ウイリアムズのチーフ・テクニカルオフィサーのパディ・ロウは、グリッドに向かうまでのレコノサンスラップで、彼の準備を手助けすることができると確信している。

「我々はグリッドに着くまでにできるだけ多くのレコノサンスラップをし、レースのスタートや、(ピット)ボックスの中での操作など、物事の整理をすることに取り組む」とロウは語った。

「しかし、ポールはレースをしていないわけではないし、基本を知っている。彼はF1で何シーズンも過ごしているんだ。だから彼が”リフレッシュ”するのに、あまり多くのことが必要だとは思っていない」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ハンガリーGP
サーキット ハンガロリンク
ドライバー Paul di Resta
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース