【F1】優勝50周年記念。ホンダRA300、イタリアGPでデモ走行
優勝50周年を記念して、1967年のイタリアGPを勝ったホンダRA300が、イタリアGPの際にデモ走行を行うことになった。

ホンダは、イタリアGP優勝50周年記念として、今年のイタリアGPの際に当時のマシン”ホンダRA300”のデモ走行を行うことを発表した。
1964年にF1デビューを果たしたホンダは、翌1965年のメキシコGPでF1初優勝。その後1967年のイタリアGPでは、ジョン・サーティースのドライブにより、F1での2勝目を挙げた。
イタリアGPでのデモ走行を担当するのは、今年GP3に参戦中の福住仁嶺。福住はこれがF1マシン初ドライブになるという。
「私にとって今回が初めてF1マシンをドライブする機会になります。その場所が50年前の勝利と同じイタリアのモンツァ・サーキットということでとても光栄に思っています。今後F1ドライバーとしてこのサーキットへ戻ってこられるように頑張っていきたいと思います」
福住はホンダのリリースに、そうコメントを寄せている。
またホンダのモータースポーツ部の山本雅史部長も、次のようにコメントしている。
「RA300の勝利から50年という節目に、再び同じサーキットで同じマシンを走らせることができ、非常に嬉しく思っています。“何がなんでも勝つ”という強い想いから作られたこのマシンの走りと往年のV12エンジンが奏でるHondaサウンドを、ファンの皆様に楽しんで頂きたいと思います。また、この企画にご賛同・ご協力頂いたFIA、FOMに心から感謝いたします」
RA300のデモ走行は、F1イタリアGPの決勝直前、9月3日(日)の現地時間12時10分(日本時間19時10分)から行われる予定だ。なお、イタリアGP期間中の9月1日(金)〜9月3日(日)までは、モンツァ・サーキット内の展示エリアにRA300が展示される。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | イタリアGP |
ロケーション | アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ |
ドライバー | 福住 仁嶺 |