F1公式ゲーム『F1 2017』でeスポーツの”世界選手権”開催を発表

F1は公式ゲームの『F1 2017』を通じて、初の公式eスポーツ世界選手権を開催することを発表した。

 F1は9月14日に発売される公式ゲーム『F1 2017』を使って、初の公式eスポーツ”世界選手権”を開催することを発表した。

 フォーミュラ1 eスポーツ・シリーズは、F1と公式ゲームを開発しているコードマスターズ、eスポーツの大会運営団体である『Gfinity』がパートナーシップを結び、運営する。

 eスポーツ世界選手権の初年度は、ゲームが発売される今年9月にスタート。ゲーム内の資格認定システムを通じて、9月中に上位40人のドライバーが決定される。

 彼らは、10月10日~11日にロンドンのGfinityアリーナで開催される準決勝に招待されることになる。準決勝で決められた上位20人が、11月のアブダビGPで行われる決勝に参加する資格を得ることになる。

 アブダビでは3レースが行われ、本物のF1ワールドチャンピオンと共に、初代F1 eスポーツ・ワールドチャンピオンが誕生することになる。

「この試みは戦略的な意味でも、ファンとの関わりを持つという意味でも、我々のビジネスにとって素晴らしい機会だ」と、F1の商業面を監督しているショーン・ブラッチズは述べた。

「まず、(eスポーツは)成長が著しく、ものすごく多くのファンと触れ合えるカテゴリーだ。我々は、大規模にそれに参入していきたい。この企画に、コードマスターズとGfinityが乗ってくれたことに誇りを持っている」

「もちろん我々はF1でやっているのと同様、ファンにエキサイティングで楽しい体験をできるように、このバーチャルF1チャンピオンシップに相当するレースを進化、発達させていくつもりだ」

 2017年のeスポーツチャンピオンは、2018年のチャンピオンシップ準決勝への出場資格を得るだけでなく、翌年発売される『F1 2018』に「フォーミュラ1 eスポーツチャンピオン・エキスパート」という名で登場することになるようだ。

 コードマスターズのCEOであるフランク・サニエは、eスポーツというコンセプトは、ファンとの関わりを新しいレベルに引き上げると考えている。

「eスポーツは、ゲームの中で最も急速に成長している分野のひとつで、すでに数千万の視聴者を惹きつけている」と彼は語った。

「我々は、これから発売される『F1 2017』で、この信じられないほど素晴らしいレースシリーズをF1と共に開催することができ、とても嬉しい。非常に競争力が激しいこのスポーツの性質と、ハイスピードが生み出すスペクタクルが、我々のゲームが誠意を込めて作ったゲームで組み合わさっている。我々のゲームは、スリリングな体験をプレイヤーと視聴者に提供するだろう」

「熱烈で、情熱的なコミュニティとより深く関わることを楽しみにしているし、新しいファンにゲームとスポーツそのものを楽しんでもらい、そのコミュニティに加わってもらうのを我々は待ち望んでいる」

 F1にとってはこれがeスポーツと関わる最初の一歩だが、レースゲームプレイヤーの中から才能のある者を発掘し、現実のレーサーに育成しようという日産のGTアカデミーを通じて、ゲームとモータースポーツは何年も密接に関係してきた。

 さらに、フォーミュラEはラスベガスで、賞金総額100万ドル(約1.1億円)の大規模なイベントを1月に開催。マクラーレンも、今年新しい試みとして「ワールド・ファステスト・ゲーマー」プロジェクトを立ち上げ、チームのF1シミュレータードライバーとして1人のゲーマーを雇用することになっている。

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