【F1】合同テスト1日目午前:ベッテル首位。マクラーレンはトラブル
バルセロナ合同テストの初日午前のセッションが行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。











F1バルセロナ合同テスト初日午前のセッションが行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。
ベッテルはミディアムタイヤで1分22秒791を記録してトップタイム。しかも、ノントラブルで62周を走破して見せた。
2番手につけたのは、この日がメルセデスでの初仕事となるバルテリ・ボッタス。ボッタスはソフトタイヤを履き、ベッテルに0.378秒の差をつけられたものの、こちらもノントラブルで79周を走破した。
なお、今季の幅広になったピレリタイヤは、デグラデーションが小さくなるように作られていると、同社のポール・ヘンベリーは語っていた。しかし、初日ここまでの走行結果からすれば、大きなデグラデーションが発生しているという。
3番手には39周を走ったフォースインディアのセルジオ・ペレスがつけ、ウイリアムズのフェリペ・マッサも同じく39周を走って4番手のタイムを記録している。
午前中には、マクラーレンとレッドブルに大きなトラブルが発生した。
マクラーレンは、”オイル系”のトラブルに見舞われたため、フェルナンド・アロンソはインスタレーションラップを終えたのみでピットイン。そのまま、ガレージ内での作業に入っている。ホンダの発表によれば、このトラブルの修復には数時間を要するという。
一方、ダニエル・リカルドがドライブしたレッドブルは、4周を走ったところでセンサーにトラブルが発生し、ターン3とターン4の間にマシンを止めた。これで赤旗が掲出され、セッションは中断。レッドブルRB13は、トラックでガレージまで運ばれた。
これら2台のトラブルは深刻であり、午前中のうちにコースに復帰することはできなかった。
ケビン・マグヌッセンがドライブしたハースVF-17もトラブルが発生。ピットレーンの入り口でマシンを止めてしまい、こちらも赤旗中断となった。ただハースについては1時間で修復が完了。コースに復帰している。
しかしマグヌッセンは、セッション終了直前にターン10でスピン。フロントウイングにダメージを負っている。
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Driver | Team | Time | Tyre | Laps | |
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1 | ![]() | フェラーリ | 1:22.791 | ![]() | 62 |
2 | ![]() | メルセデス | 1:23.169 | ![]() | 79 |
3 | ![]() | フォースインディア | 1:23.709 | ![]() | 39 |
4 | ![]() | ウイリアムズ | 1:25.552 | ![]() | 39 |
5 | ![]() | トロロッソ | 1:25.562 | ![]() | 18 |
6 | ![]() | ルノー | 1:26.319 | ![]() | 22 |
7 |
| ハース | 1:26.404 | ![]() | 15 |
8 | ![]() | ザウバー | 1:26.865 | ![]() | 32 |
9 | ![]() | レッドブル | 1:28.712 | ![]() | 4 |
10 | ![]() | マクラーレン | 1 |
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | Barcelona pre-season testing I |
ロケーション | サーキット・デ・カタルニア |
ドライバー | セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Glenn Freeman |