【F1】合同テスト2日目総合:ライコネンが最速。マクラーレン10番手
F1のバルセロナ合同テスト2日目は、フェラーリのキミ・ライコネンが、メルセデスのルイス・ハミルトンを0.023秒抑えてトップタイムを記録した。











F1バルセロナ合同テスト2日目。フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムを記録した。
ライコネンは、午前中にスーパーソフトタイヤで記録したタイムを、午後にソフトタイヤで行ったアタックで更新。1分20秒960を計測して、この日のベストタイムを記録した。しかもこの日のライコネンは合計108周を走破。高いパフォーマンスと信頼性を示した。
2番手につけたのは、初日トップタイムを記録したメルセデスのルイス・ハミルトン。ハミルトンはスーパーソフトタイヤを履き、ライコネンからわずか0.023秒遅れた。
ハミルトンは午前中の走行を担当。午後にはバルテリ・ボッタスがマシンに搭乗した。ボッタスのベストタイムは7番手だったが、この日の彼はレースシミュレーションに集中していた。ボッタスはターン9で派手なハーフスピンを喫する場面もあったが、結局合計102周を走行。午前中にハミルトンがテストした”ダブルTウイング”も試した。
結局この日のメルセデスは、2人合計で168周を積み重ねた。
この2チーム以降のマシンは大きく遅れた。その3番手につけたのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンである。フェルスタッペンはソフトタイヤで1分22秒600を計測した。ただこのタイムは、2番手のハミルトンから1.2秒遅れたものだった。
4番手にはハースのケビン・マグヌッセンがつけた。マグヌッセンは、この日ドライバーとしては最多となる118周を走破。彼はスーパーソフトタイヤで、自身のベストタイムを記録している。
パスカル・ウェーレインの代役としてザウバーのマシンを走らせるアントニオ・ジョビナッツィは、午前中にパワーユニットのトラブルに見舞われたが、午後には復活。結局この日67周を走り、9番手のタイムを記録した。
マクラーレンは2日目にもパワーユニットにトラブルが発生。連日の交換作業を強いられている。この日のドライブはストフェル・バンドーンが担当したものの40周を走るにとどまり、ベストタイムもトップから4.6秒遅れの10番手に終わった。
ウイリアムズはルーキーのランス・ストロールがドライブ。しかし午前中のスピンを喫し、午後は走行を行わなかった。
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F1バルセロナ合同テスト2日目タイム結果
Driver | Team | Time | Gap | Tyre | laps | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() | ![]() | 1:20.960 | ![]() | 108 | |
2 | ![]() | ![]() | 1:20.983 | 0.023 | ![]() | 66 |
3 | ![]() | ![]() | 1:22.200 | 1.240 | ![]() | 89 |
4 | ![]() | ![]() | 1:22.204 | 1.244 | ![]() | 118 |
5 | ![]() | ![]() | 1:22.509 | 1.549 | ![]() | 86 |
6 | ![]() | ![]() | 1:22.956 | 1.996 | ![]() | 68 |
7 | ![]() |
| 1:22.986 | 2.026 | ![]() | 102 |
8 |
| ![]() | 1:24.139 | 3.179 | ![]() | 53 |
9 | ![]() | ![]() | 1:24.617 | 3.657 | ![]() | 67 |
10 | ![]() | ![]() | 1:25.600 | 4.640 | ![]() | 40 |
11 | ![]() | ![]() | 1:26.040 | 5.080 | ![]() | 12 |
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | Barcelona pre-season testing I |
ロケーション | サーキット・デ・カタルニア |
ドライバー | キミ ライコネン |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Jamie Klein |