【F1】合同テスト4日目午前:ウエットテスト実施。マクラーレン3番手
F1バルセロナ合同テスト4日目は人工的に濡らされた路面で行われ、フェラーリのキミ・ライコネンが午前中首位となった。











今季からワイド化されたF1タイヤ。そのウエットタイヤのテストも兼ねる意味合いで、バルセロナ合同テストの最終日は、人工的に濡らされた路面で走行が行われている。
セッション開始当初は、路面は完全なるウエットコンディション。各車がフルウエットタイヤを履き、セッション最初の1時間を走った。各ドライバーにとっては、今年仕様のウエットタイヤを試す、最初の機会となったわけだ。
このコンディションで走行したドライバーたちの中で、ライコネンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、1分40秒台のタイムを記録した。
フェルスタッペンはその後、改善しつつあった路面に対応し、インターミディエイトタイヤに交換。1分30秒を切った最初のドライバーとなった。
スプリンクラーの設備がないカタルニア・サーキットは、セッション開始前に散水車によって水が撒かれた。その後は水の補充がないため、セッションが進むにつれ、路面はさらに乾いていく。
ライコネンは全車の中で最初にスリックタイヤを投入。ソフトタイヤで1分25秒557を記録する。フォースインディアのセルジオ・ペレスなどが一時トップタイムを奪うものの、最終的には再びライコネンがトップに立ち、最速タイム1分22秒662を記録して午前中のセッションを終えた。
ハースのロマン・グロージャンはスーパーソフトを履き、セッション終盤に2番手へとジャンプアップ。マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンも、同じくスーパーソフトタイヤで3番手となった。
ウイリアムズは、水曜日にランス・ストロールがクラッシュしたことによりマシンにダメージを負い、この日の走行を中止。メルセデスのルイス・ハミルトンも、チームが電気系の不具合と発表するトラブルにより、出走しなかった。
トロロッソのダニール・クビアトは、パワーユニット交換の必要が生じたため、わずか1周の走行で終わっている。午後には、STR12にカルロス・サインツJr.が乗り込む予定だ。
ランチタイム中に再び散水車によってコースに水が撒かれ、午後のセッションは再びウエットコンディションで行われる。
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1 | ![]() | ![]() | 1:22.305 | ![]() | 45 | |
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3 | ![]() | ![]() | 1:23.918 | 1.613 | ![]() | 35 |
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6 | ![]() | ![]() | 1:24.974 | 2.669 | ![]() | 51 |
7 | ![]() | ![]() | 1:25.037 | 2.732 | ![]() | 37 |
8 | ![]() | ![]() | 1:36.512 | 4.207 | ![]() | 9 |
9 | ![]() | ![]() | 1 |
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | Barcelona pre-season testing I |
ロケーション | サーキット・デ・カタルニア |
ドライバー | キミ ライコネン |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Jamie Klein |