【F1】合同テスト4日目総合:跳ね馬の好調続きライコネンが首位
バルセロナ合同テスト4日目は、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムを記録。このオフシーズンの好調さを維持して見せた。














F1バルセロナ合同テスト最終日は、路面に水が撒かれ、人工的に作られたウエットコンディション下で行われた。
午前中のセッション開始直後は、完全なウエット路面だった。しかし、徐々に路面は乾き、13時のランチタイムを迎える頃には、ドライタイヤで走行できるまでになっていた。そのため、ランチタイムを利用して、再び路面に水が撒かれた。
午後のセッション開始直後は、ほとんどのマシンが走行を控えた。しかし、午前中ほとんど走っていなかったメルセデスのバルテリ・ボッタスは、このコンディションで周回を重ねた。
再び路面が乾き、ドライタイヤでの走行が出来るようになった頃、タイムシートの先頭に躍り出たのはレッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。しかし、フェラーリのキミ・ライコネンはそうはさせじと、すぐさまフェルスタッペンのタイムを更新。フェルスタッペンはトップから0.4秒遅れの2番手で終えた。
メルセデスは、前日までの好調ぶりが嘘のようにスムーズさに欠けた1日となった。午前中を担当したルイス・ハミルトンは電気系のトラブルで満足に走れず、午後の走行を引き継いだバルテリ・ボッタスは68周を重ねたものの、エンジニアが「何かよくないデータ」を見つけ、1時間早く予定の走行を切り上げた。
セッション終盤、ルノーのジョリオン・パーマーがソフトタイヤを履いて3番手にジャンプ。ロマン・グロージャン(ハース)と、アントニオ・ジョビナッツィ(ザウバー)も、ソフトタイヤで4番手と5番手に入った。
マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、合計67周を走行。前日にチームメイトのフェルナンド・アロンソが記録したベストタイムを上回ってみせた。タイムは1分22秒576だった。
トロロッソは午前中にダニール・クビアトが1周を走行した後にトラブルが発生し、パワーユニットの載せ替えを決断した。チームは午後に走行を再開することを目指したが、結局それも叶わず。STR12を再びガレージから出すことはできなかった。
ウイリアムズは、前日にランス・ストロールがクラッシュしたことで車体にダメージが及び、この日のセッション開始までに走行を断念することを決めた。
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Driver | Team | Time | Gap | Tyre | Laps | |
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1 | ![]() | ![]() | 1:20.872 | ![]() | 93 | |
2 | ![]() | ![]() | 1:21.769 | 0.897 | ![]() | 85 |
3 | ![]() | ![]() | 1:21.778 | 0.906 | ![]() | 39 |
4 | ![]() | ![]() | 1:22.309 | 1.437 | ![]() | 118 |
5 | ![]() | ![]() | 1.22.401 | 1.529 | ![]() | 84 |
6 | ![]() | ![]() | 1:22.534 | 1.662 | ![]() | 82 |
7 | ![]() | ![]() | 1:22.576 | 1.704 | ![]() | 67 |
8 | ![]() | ![]() | 1:23.443 | 2.571 | ![]() | 68 |
9 | ![]() | ![]() | 1:24.974 | 4.102 | ![]() | 51 |
10 | ![]() | ![]() | 1 |
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | Barcelona pre-season testing I |
ロケーション | サーキット・デ・カタルニア |
執筆者 | Glenn Freeman |