【F1】「怖れるべきサーキットはない」前進を確信するベッテル

セバスチャン・ベッテルは、ベルギーGPでメルセデスと対等に渡り合った後、もう怖れる必要があるサーキットはないと語った。

 ベルギーGPの舞台であるスパ・フランコルシャンは、高速サーキットとして知られており、メルセデスのマシンに特に合うコースのひとつであると考えられていた。結果的にルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを達成し、ポイントリーダーであるフェラーリのセバスチャン・ベッテルとの差を7ポイントに縮めることになった。

 しかしベッテルは、ベルギーGPの決勝レース中、常にハミルトンから2秒以内のところを走っており、ほぼ互角の走りを見せたと言っても過言ではないだろう。

 ハミルトンを攻略することができなかったベッテルだが、次のように語った。

「ポジティブだったことは、僕ら非常に良いレースペースを持っていたことだ」

「クルマは、全体的には非常に良かった」

「僕らはシルバーストンと比べてあまり変わっていない。シルバーストンは悪い週末だったけどね。でも、僕らはマシンを改善できた。特にレースペースの面ではね」

「僕らは、シルバーストンでは1秒前後遅れていた。だから大きな前進だ。とても満足している」

「僕らは正しい道を歩んでいる。今後、僕らが恐れるべきサーキットがあるとは思わない」

 セーフティカーラン終了後の残り8周、ベッテルはウルトラソフトタイヤを装着した一方、ハミルトンはソフトタイヤを装着していた。しかしハミルトンは、リスタート時にしっかりとポジションを守り、首位をキープしたままレースを最後まで走りきった。

「レーサーとしては、もっとうまくいったかもしれないと常に考えてしまう」

 そうベッテルは語った。

「しかしまた、とても良い週末だったという事実に、感謝する必要もある」

「2台のマシンはとても速く、競争力があった。そしてレース前に考えていたよりも、(メルセデスに)近付くことができた」

 ベッテルのチームメイトであるキミ・ライコネンは、3回のフリー走行で力強いパフォーマンスを見せた。しかし予選では”振動”の問題に悩まされ、4番グリッドに落ち着いていた。

 またライコネンは、レース中にはダブルイエローフラッグ区間で減速しなかったとして、10秒のストップ&ゴーペナルティを科せられたものの、再び4位に返り咲くことができた。

「僕らはまだ、同じライン上に立つことができていないように感じる」

 メルセデスとの比較についてそう語るライコネン。しかし、スパでのパフォーマンスは、うまくいったと考えている。

「僕らにとって最速だと感じることをしなければならない」

 そうライコネンは語った。

「多くの部分を改善しなければならない。それはエンジンだけじゃない。最速になるような組み合わせだ」

「多くの人々は、メルセデス向きのサーキットになるだろうと考えていたと思う。しかし、簡単にそうはならなかった。だから僕らは正しいことをやっている」

【関連ニュース】

ハミルトン「セーフティカーの出動はNASCARみたいだった」

ライコネン、黄旗無視によるペナルティは”無意味だった”と語る

F1ベルギーGP決勝詳報:ハミルトンがベッテルとのマッチレースを制し今季5勝目

ホンダ、リタイアしたアロンソのエンジンに”問題”を発見できず

アロンソ「これまで以上に僕の市場価値も上がっている」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース