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【F1】「数年前の”恐ろしい”外観にはならない」チーム代表らが断言

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【F1】「数年前の”恐ろしい”外観にはならない」チーム代表らが断言
執筆:
2017/02/08 22:56

元ウイリアムズのシモンズと、現メルセデスチーム代表のウルフが、新マシンの”外観”に太鼓判を押し、勢力図激変の可能性も示唆する

Jenson Button, McLaren MP4-29
Sergio Perez, Sahara Force India F1 VJM07
Sauber F1 Team
Jenson Button, McLaren F1 Team
Pat Symonds, Williams Chief Technical Officer
Pat Symonds, Williams Chief Technical Officer
Toto Wolff, Mercedes AMG F1 Shareholder and Executive Director in the FIA Press Conference
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing testing the new 2017 Pirelli tyres
Sahara Force India F1 VJM07 nosecone
Ferrari F14-T nosecone
Scuderia Toro Rosso STR9 nosecone
Sauber C33 nosecone
Williams FW36 nosecone
McLaren Mercedes nose
Lotus F1 E22 nosecone

 2017年のF1は、大きなレギュレーション変更が加えられる。この変更によりマシンは1周あたり約5秒速くなることが目指されているが、目的はそれだけではない。速さ以上に、その外観を改善することについても主眼が置かれているのだ。それには、数年前に醜い”ノーズ”を流行させ、大きな批判を浴びたレギュレーション変更の”ミス”が背景にある。

 今回のレギュレーションの枠組みを作ったうちのひとりが、昨年限りでウイリアムズを離れたパット・シモンズである。彼は、魅力的に見えるクルマを生み出すことが、チームに求められたことの一部であると信じている。

「新しいクルマの外観は、素晴らしいと思う」

 シモンズはウイリアムズを離れる前に、motorsport.comに対しそう語っていた。

「最初私は、新しいマシンが古臭く見えることを大いに心配していた。しかしそうはならない。新しいマシンはかなりいい」

「我々は幾つかの領域を整理して、クルマの”美しさ”を改善するために効果的なことができた。それは、我々が2012年に体験したような”恐ろしい”モノではなかった」

新レギュレーションが”順位変動”を誘う?

 メルセデスの代表であるトト・ウルフは、新しいクルマの外観を褒めつつも、設計を間違えてしまう可能性も高くなることを認める。

「新しいクルマがどうなっていくのか、非常に興奮している。我々はそれがさらに速くなることを期待している」

 ウルフは今週、そう語った。

「新しいマシンは目を見張るモノがあるだろう。そして、ドライバーにとってはより肉体的に厳しいモノとなる」

「しかしこのようなレギュレーション変更がある場合、それはチャンスとリスクを生じさせる。そして我々は、我々がどこに行くべきかという点、そしてエンジンについて、かなりアグレッシブな目標を設定した。この目標を達成するためには、我々は全力でプッシュしなければならない。しかし、それが十分な目標なのか、もしくは他のチームの方が我々よりも先に行っているのかは、我々には分からない」

「レギュレーション変更の有無にかかわらず、この時期はいつも、1年で一番懐疑的になる。十分な仕事をしたのかどうか、疑問を抱いてしまうものだ」

「チームにいる間は、それが我々の心境だ。我々は日々満足することはない。しかし、それが我々を動かすのだ」

 シモンズも、レギュレーションの変更により、グリッド上の順序が大きく変わる可能性を秘めていると考えている。

「レースに関しては、私はまだ評価することができないと思う。しかし私は、それが現状を変える可能性が非常に高いということを信じている。そしてリセットされるなら、それはかなり良い事だと思う」

 そうシモンズは語る。

「それがおそらく、メルセデスがどんな変化に対しても熱心ではなかった理由のひとつだと考える事ができる」

 昨年まで、圧倒的な強さでF1を支配してきたメルセデスは、様々なレギュレーション変更に対して反対の姿勢を取る事が多かったのだ。

オーバーテイクの問題

 シモンズは、新しいダウンフォースレベルが、オーバーテイクを難しくする原因になる可能性があり、それが数レース後に問題になる可能性があると考えている。しかし、ルールの策定が優先されたので、オーバーテイクに関してはあまり議題に上がらなかった問いう。

「端的に言えば、5秒速くすることだけに価値があった。我々はなぜそれをすべきなのか、その根拠は何もなかった」

 そうシモンズは語る。そして彼は、F1のスポーツ面のマネージングディレクターに就任するロズ・ブラウンの助けがあれば、F1の将来に向けたより一貫した計画を立てることができると期待している。

「他に何もなくとも、F1には戦略があることを願っている。我々は”ストラテジー(戦略)グループ”を持っているが、その言葉の意味を本当には理解していなかった。(ロス・ブラウン体制が)うまくいけば、物事を考えることができ、そして何年か先にいるべき場所についても、考えることができるだろう」

「私はこれまで、常に3年計画で働いてきた。そしてこの3年計画を改定し、最後まで待たずに再度スタートさせる。6カ月後にそれを見直し、そしてさらに6カ月延長して有効なモノとそうでないモノを仕分ける」

「F1も似たようなことをする必要がある。しかし、3年ではなくむしろ5年くらいの方がいい。なぜなら、F1は複雑だからね」

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シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper