【F1】新レギュレーションは、勢力図を”揺さぶる”ことになるのか?

ウイリアムズのロブ・スメドレーは、大きなレギュレーション変更が行われても、勢力図が大きく変わることはないと考えている。

 今季のF1はレギュレーションが大きく変更され、マシンの外観だけではなく、ラップタイムの大きな向上が目指されている。

 最近行われた大きなレギュレーション変更時には、勢力図がガラリと変わった。空力レギュレーションが大きく変わった2009年には、新チームのブラウンGPと、前年までは表彰台が精一杯だったレッドブルがトップに浮上し、そのままタイトルを争った。パワーユニットのレギュレーションが変わった2014年からは、メルセデスがF1を支配するようになった。

 ウイリアムズのパフォーマンス部門を率いるロブ・スメドレーは、今度も同じようなことが起きるとは考えていないが、勝利の可能性を持つチームが増えることを期待している。

「レギュレーションが、物事を少し揺さぶってくれることを期待している。しかし、序列が完全に変わるとは思わない」

 スメドレーは英国AUTOSPORTにそう語った。

「F1では、十分な予算もなく選手権を制したことはこれまでない。少なくとも現在のF1では、資金は重要だ」

「しかし、勢力図が全く変わらないとか、トップグループにより多くのドライバーが加わることはないなどと言うべきではない」

「トップグループに多くのドライバーが入ること、誰がレースに勝つのかハッキリしない状態で週末を始めることは、本当に重要だ。それが離れてしまったファンを取り戻すことになる」

「もし4人か5人のドライバーに勝つチャンスがあるのなら、それは本当にエキサイティングなことだ。新しいレギュレーションが、そうしてくれることを願っている」

 2017年から始まる新しいレギュレーション。チームは、シーズンを通して開発を続けていくことだろう。スメドレーはその結果、開幕戦オーストラリアと最終戦アブダビの勢力図は、同じにはならないと考えている。

「オーストラリアで最速だったクルマが、アブダビでも同じように最速だとは思えない」

 そうスメドレーは語る。

「もしそれが起きれば、ルール変更は最終的に成功したと言えるだろう」

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シリーズ F1
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース
タグ rob smedley