【F1】美しいF1を取り戻せ! レッドブル代表シャークフィン禁止を提案

レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、批判の元となっているシャークフィンを禁止することを目指している。

 今シーズンから新たに導入されたレギュレーションにより、F1マシンはこれまでより多くのダウンフォースを発生し、1周あたりのラップタイムが速くなることが目指された。しかし、昨年までよりも搭載位置が低くなったリヤウイングを有効活用するため、ほぼすべてのチームが、エンジンカウルにシャークフィンを取り付けてきた。さらにいくつかのチームは、リヤウイングの効果をより高めるため、シャークフィンにT字型のウイングまで追加してきた。

 この一連の動きは、ファンからの批判の的となっている。また、F1のスポーツ面を率いることになるロス・ブラウンも、これらのデバイスを取り除くことを熱望している。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、これらのデバイスに対して批判的な人物のひとりだ。彼は昨年、レギュレーションを変更してシャークフィンを禁止することを目指そうとした。そしてまだ、シーズンが始まるまでに”何か”をすることができる時間があるはずだと考えている。

「コース上を走るクルマは素晴らしい。今年のクルマは、ドライバーにとってドライブするのが厳しいクルマになっている」

 ホーナーはmotorsport.comに対してそう語った。

「私にとって唯一の失望は、シャークフィンや口ひげのようなウイング(T字ウイング)を取り除くことができなかったことだ」

「おそらく、まだ対処する時間はあると思うが、マシンの美しさがそれによって失われてしまっているので、残念だ」

「もし対処することができれば、とても良いことだろう。しかし私は、マシンは全体的に、間違いなく一歩前進していると思うし、マシンは確実に速くなった。我々のドライバーは、前を走るクルマについていく感覚が違うという報告はしてきていない。だから、それがレース(でオーバーテイクが減少するということ)に影響を及ぼすとは考えていない」

 シャークフィンを禁止するためには、全チームが同意することが必要となる。いくつかのチームは、シャークフィンを禁止することについて躊躇するかもしれないが、ホーナーはパフォーマンス面での利益よりも、スポーツ全体への影響を考慮することの方が重要だと考えている。

「我々は正しい”薬”を飲む必要がある」

 そうホーナーは語る。

「すべてのチームのすべてのエアロダイナミシストは、『我々もそこに含まれている!』と反対することだろう。しかし、もっと大枠で捉え、そしてF1の美しさを考えれば、それ(シャークフィン)を取り除くことは正しいことだろう」

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シリーズ F1
チーム レッドブル
記事タイプ 速報ニュース