【F1】表彰台逃したボッタス「レッドブルはまだ僕たちの脅威ではない」

モナコGPでレッドブルが強力なパフォーマンスを見せたにもかかわらず、ボッタスは、近い将来彼らが優勝争いに絡むことはないと考えている。

 モナコGPの週末を通し、レッドブルは好調を維持、ダニエル・リカルドが3位表彰台を獲得した。今季初めて、メルセデスのふたりがトップ3に入れなかったレースとなったが、バルテリ・ボッタスはレッドブルの強力なパフォーマンスは1戦限りであり、近い将来優勝争いに絡むとは考えていないようだ。

 モナコGPの決勝で、3番手のボッタスは2台のフェラーリについていくことができなかった。後方から迫るレッドブルのマックス・フェルスタッペンのアンダーカットはなんとか防いだものの、リカルドにオーバーカットされ、4位に後退し表彰台を逃した。ルイス・ハミルトンは、予選での不振が響き7位でのフィニッシュとなった。

 前戦スペインGPから連続してアップデートを投入しているレッドブルはマシンの戦闘力を上げてきているが、彼らのモナコでの競争力の高さは、トラックの特徴による影響の方が大きいとボッタスは考えている。ゆえに、パワーが重要なサーキットでは、レッドブルがその強さを取り戻すには時間がかかると彼は予想している。

 レッドブルが再び彼らの脅威になったのかどうかを尋ねると「モナコは特徴的なトラックなので、今だけだと思う」と彼は答えた。

「モナコでは、ダウンフォースとメカニカルグリップ、バンプに対しての反応の良さ、マシンの向きを変えやすさが全てだ。カナダは全く異なる。中速コーナーが多いし、シケインもある」

「彼らには遅かれ早かれ、競争力が付いてくると思う。彼らは強いチームだし、非常に速いクルマを作る能力があるので、過小評価すべきではない。だけど、彼らにとってカナダはモナコより難しいと思う」

 ボッタスはモナコGPの決勝で、表彰台最後の1席を確保することを望んでいたものの、タイヤを労わり、ブレーキ温度を管理しなければならないという問題によってその望みが打ち砕かれたという。

「3位は可能だったから確かにがっかりしている。レッドブルとリカルドに比べると、不運だった」と彼は語った。

「(カルロス)サインツJr.の後ろで引っかかり、ブレーキが過熱してしまっていた間に、リカルドは良いラップタイムを刻んでいた。レッドブルのペースはかなり強く、彼らは僕たちに挑戦してきた」

「彼らはチャンスを掴み取った。そのせいで僕たちが数ポイント失ったのは残念だ。言うまでもなく、モナコでは僕たちが満足できるポイントを得られなかった」

 しかしながら、ボッタスは予選で後ほんの少しタイムを改善できていれば、週末の状況は全く違っていた可能性があることを認識している。彼は、ポールポジションを獲得したフェラーリのキミ・ライコネンからわずか0.045秒差の3番手で予選を終えたのだ。

「これまでの僕の予選ラップの中でもベストのうちのひとつだったし、少なくともここモナコでは最高のラップだった。感触もすごく良かった」と彼は述べた。

「あと100分の5秒速ければ、全く違う日曜日になったかもしれない。しかしそうはならなかった。”もし…”なんていつでも言えるしね」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 モナコGP
サーキット モンテカルロ
ドライバー バルテリ ボッタス
チーム メルセデス , レッドブル
記事タイプ 速報ニュース