2017年シーズンのF1テスト予定が確定し、バーレーンとハンガリーでインシーズンテストが行われることになった。
2017年シーズンのテスト計画がFIAから発表された。テストはシーズン中が2回、シーズン終了直後が1回予定されている。
最初のシーズン中のテストは、バーレーンGPが行われた後に同地で行われる(4月18-19日)。2回目のテストは、昨年シルバーストンで行われていたが、今年はハンガリーに開催地を移した。こちらも、ハンガリーGP後(8月1-2日)にテストが行われる。
チームはこれらの期間中自由にテストを行えるが、計4日間のうち2日はグランプリ出場経験3戦未満の若手ドライバーを走行させなければならない。
ピレリタイヤの開発テスト
さらに、FIAは最終戦アブダビGP終了後の11月28-29日にポストシーズンテストを実施する計画を承認した。
アブダビでのテストは、『すべての競技者が、次のシーズンで使用されるタイヤの仕様をテストすることを唯一の目的とする』と定められている。
このタイミングでのテストで、ピレリは2018年のタイヤの仕様を確定する前に、タイヤのコンパウンドを試すことが可能になる。
月曜日に発表された新しいレギュレーションでは、ピレリが12月1日までに2018年用のタイヤコンパウンドを確定するということが確認された。タイヤの構造については、9月1日が期限となっている。
ピレリのタイヤ開発を支援する取り組みの一環として、昨シーズンは3つのチーム(メルセデス、フェラーリ、レッドブル)が合わせて25日間、シーズン中にテストを行なった。
2017年は、現在少なくとも8チームがこのテストに参加し、25日間のテストを分け合うことになるという。
F1 2017 テスト計画
開催地 | 日付 |
バルセロナ | 2/27 – 3/2 |
バルセロナ | 3/7 – 3/10 |
バーレーン | 4/18 - 4/19 |
ブダペスト | 8/1 - 8/2 |
アブダビ | 11/28 - 11/29 |
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