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空力大変革の2019年、古豪ウイリアムズに絶好の復活チャンス到来

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空力大変革の2019年、古豪ウイリアムズに絶好の復活チャンス到来
執筆:
協力: Scott Mitchell
2018/08/15 10:15

ウイリアムズのチーフ・テクニカル・オフィサーであるパディ・ロウ曰く、来季フロントウイングのレギュレーションが変更されることは、チームが空力面での目標を設定するのを難しくしているという。

 オーバーテイクを促進するため、来シーズンのF1はフロントウイングに関するレギュレーションが変更されることになっている。この変更により、ウイングはよりシンプルになる予定で、前を走るマシンによって生み出される乱気流の影響を受けにくくなり、そしてオーバーテイクしやすいマシンになることが期待されている。

 先日ハンガロリンクで行われたインシーズンテストでは、ウイリアムズ、フォースインディア、レッドブルなどが、新しいレギュレーションに合わせたプロトタイプ版のウイングを試した。

 新しいレギュレーションに合わせてウイングを開発し、現実的な目標を見極めることの難しさについて尋ねられたウイリアムズのパディ・ロウ(チーフ・テクニカル・オフィサー)は、次のように語った。

「それはとても良い質問だし、しばし言及されることのひとつだ」

 そうロウは語った。

「チームは過去にも、自分たちがいた場所に戻ってしまうというようなことを言ってきた。しかしそれは、それ自体に依るところが大きいと感じる」

「どこからスタートするのかということに基づき、現実的なレベルを設定しようと試みる。それがどれくらい正確なのか、そしてどのような違いを生むのかということは、本当に答えようのない疑問なのだ」

 2019年マシンのフロントウイングは、2009年に導入されたモノによく似ている。これについてロウは、「似たようなところにある」としながらも、「そのことはそれほど大きな影響を与えたない」と語る。

 2009年当時、ロウはマクラーレンのテクニカルチームを率いる立場だった。しかし、大きく変更されたレギュレーションにおけるダウンフォースレベルの目標値の設定を誤ってしまった。結局、ダブルディフューザーを開発してシーズン序盤に連勝した、同年初参戦のブラウンGP(2008年限り撤退したホンダのF1チームを引き継ぐ形で参戦をスタート。翌年メルセデスが買収し、現在のメルセデスF1チームの礎となった)にダブルタイトルの獲得を許すこととなった。

「多くのモノを、再び最適化しなければならないと確信している」

 そうロウは語った。

「我々はそこまで達していない。我々のやり方を取り戻すために働くのだ」

 またロウ曰く、今年のFW41がグリッド上で最悪のクルマであるため、巻き返す良いチャンスになるかもしれないと考えている。

「それはかなり大きな変化だ。大きな変化がある時は、常にうまくいくためのチャンスになる」

 そうロウは言った。

「我々はそのことを大いに意識している。そして、そのチャンスが訪れた時に正しい側に立てるように、そしてライバルたちに追いつくために、賢明に働いている。そのレギュレーション変更は、混乱を生み出す可能性があるのだ」

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この記事について

シリーズ F1
チーム ウイリアムズ
執筆者 Edd Straw