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F1分析|ハミルトン執念の49周目。超速アウトラップが勝利に繋がった?

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F1分析|ハミルトン執念の49周目。超速アウトラップが勝利に繋がった?
執筆:
2019/08/06 10:39

F1ハンガリーGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとの一騎打ちを制しての勝利だったが、その執念の一端が、ピットストップ翌周のラップタイムから垣間見える。

 F1ハンガリーGPで優勝を収めたメルセデスのルイス・ハミルトン。その最大の勝因は、首位を走っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)を抜けないと見るや、48周目にピットインし、ミディアムタイヤに履き替えたことだったと言うことができよう。

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 しかし、ここでタイヤ交換をしたことだけが勝利の要因となったわけではなさそうだ。ラップタイムを分析してみると、ハミルトンが意地で手にした1勝だったという印象が強いことが分かる。

 ハミルトンは、1回目のピットストップを31周目に実施し、ミディアムタイヤからハードタイヤに履き替えた。その後、フェルスタッペンとの差を詰め、1秒以内に迫る。しかしオーバーテイクが難しいと見るや、2ストップ作戦に変更。48周目に2度目のピットインを行い、ミディアムタイヤを再び履いたのだった。

 この2回目のピットストップ翌周のラップタイムに、ハミルトンの勝利への執念が感じられる。

 1分36秒122……これは2回目のピットストップを終えた翌周のハミルトンのラップタイムだ。その1周前、同じくハードからミディアムへとタイヤを変えたチームメイトのバルテリ・ボッタスの場合、ピットアウトラップのタイムは1分39秒946だった。つまり、ハミルトンの方が3.824秒も速かったのだ。

 ハミルトンがピットストップを行った翌周、49周目を終えた時点でのフェルスタッペンとの差は19.231秒だった。しかし前述の通り、もしハミルトンがボッタスと同じペースでアウトラップを走っていたならば、その差は23.055秒となっていたはず。今回のハンガリーGPでのピットストップ時のロスタイムは20秒+制止時間であり、それを考慮すれば、フェルスタッペンがハミルトンの動きに反応してピットストップを行えば、約1秒前でコースに戻ることができていた可能性があった。

 ただハミルトンは飛ばしに飛ばし、圧倒的に速いピットアウトラップを走った。その結果、フェルスタッペンがピットストップを行ったとしても、ハミルトンの前では戻れないところまで差を縮めることになり、レッドブル陣営の戦略の”幅”を狭めることに繋げたのだ。つまりレッドブルには、ハードタイヤのまま走り続けるという選択肢しか、この時点では残されていなかった。

 ただ本来ならば、履いたばかりのタイヤで無理をしてしまえば、その航続距離に影響を及ぼす可能性が高い。今回のハミルトンのように、ピットアウトラップで飛ばすのはタブーとも言える。にも関わらずハミルトンは、タイヤを必要以上に傷つけず、なおかつ驚きの速さで走った……このタイミングでピットストップを指示したチームの判断も賞賛すべきだが、それと同様にハミルトンの”ピットアウトラップ”も讃えるべきであろう。

 本気になったメルセデス+ハミルトン、その速さと、勝利に懸ける執念の強さが垣間見えた、49周目のラップタイムであった。

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