写真:: Andy Hone / Motorsport Images
F1エミリア・ロマーニャGP直後の11月14日に、同じイモラ・サーキットで角田裕毅がF1初テストを行なった。2018年シーズンを走ったトロロッソSTR13を駆り、同サーキットを72周。352kmを走破し、F1のフリー走行1回目に出走するための件利を手にした。
その角田はDAZNのインタビューに応じ、F1初テストの模様を振り返った。
「正直、F1に乗った時はあんまり……普通だなって感じでした」
角田は飄々とそう答えた。このインタビュー番組には、DAZNのF1実況でもお馴染みのサッシャ が進行を務め、現地で角田の走りを撮影した熱田護カメラマンがゲストとして出演しているが、角田はそう語ってふたりを驚かせた。
「普段とあまり変わらず、F2のレースウィークでフリー走行に乗り込み時と同じような感情で……それがF1になって、少し興奮度が増したくらいでしたね」
「緊張というよりは……本当にいつも通りでした」
そういうメンタル面も、この角田というドライバーの強みである。とはいえ、マシンの速さには感銘を受けたようだ。
「走ると(F2とは)全然違いますね。ダウンフォースも、グリップも違いますし、ブレーキングのパフォーマンスや加速も全く違っていました」
「そこはやっぱりF1だなと感じましたね」
そんな初めてのF1テスト。実はこのサーキットでは、シーズン開幕前にもアルファタウリがテストを実施し、同じSTR13を今季のレギュラードライバーふたりが走らせた。そして今回の角田は、その時のテストと比較して、コンマ3〜4秒落ちのラップタイムを記録したという。
このタイムは自信になったのか? そう尋ねると角田は少し表情を曇らせ、次のように語った。
「もちろん、最初から負けるつもりなんかはないんで。今回のテストも、”良いタイムを残すぞ”という気持ちで走っているので……最初から自信はあります」
角田がそんな話を繰り広げる、DAZNの特別プログラム「タイトル:HONDAの躍進 EP6 Part1:角田裕毅 F1初テスト」は、すでにスポーツチャンネルDAZNで配信中。また11月20日からは、角田のスーパーライセンス獲得条件について解説する”Part2”が配信予定となっている。
F1にも、これまでと変わらぬ自信を持って挑む角田。そのテスト直後のインタビューは必見である。
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