初開催アルガルヴェに臨むホンダF1田辺TD「ここ数戦の勢いを維持して好成績を」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、レッドブルとアルファタウリがここ数戦で見せている勢いを維持して、ポルトガルGPでも良い結果を残したいと意気込みを語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
10月23日(金)からポルトガルのアルガルヴェ・サーキットで開幕するF1第12戦ポルトガルGP。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、プレスリリースにコメントを寄せた。
1996年以来の開催となるポルトガルGPの舞台は、アルガルヴェ・サーキット。同地でF1が開催されるのは初めてであるため、各チームは走行データがない状態でレースウィークエンドを迎えることとなる。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは今季ここまで、メルセデスを相手に1勝しか挙げられていないが、ロシアGP、アイフェルGPという直近2レースではメルセデス勢に予選タイムで肉薄し、決勝でも2戦連続で2位に入るなど、上々の結果を残している。アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーもアイフェルGPで6位に入り、優勝したイタリアGPに次ぐ好成績を残した上、ロシアGPではダニール・クビアト共々ダブル入賞を果たした。
ホンダパワーユニット勢にとっては良い流れでポルトガルにやってきたと言えるが、田辺TDはこの勢いを活かして初開催のアルガルヴェでも良いレースを見せたいと意気込んだ。
「F1グランプリ第12戦が行われるポルトガル・アルガルヴェ・サーキットは、第9戦のムジェロ・サーキットと同じくF1初開催となるサーキットです。リスボンから南へ約300km、ポルトガルの南西端に近いアルガルヴェ地方の丘陵地帯に2008年に建設され、全周に渡ってアップダウンの繰り返しがあるのが特徴のサーキットです」
田辺TDはそう語った。
「当然、過去の走行データがありませんのでシミュレーションを元にチームとともに入念な準備を重ねてきました」
「同じくハイブリッドレギュレーションでの初走行となった今シーズンのムジェロやニュルブルクリンクでの経験も生かしながら、金曜から更にセットアップの最適化を進めていきます」
「ここ数戦、レッドブル、アルファタウリの2チームともにいい走りを見せていますので、今週末も是非その勢いを維持していきたいと思っています」
「私自身としては、ポルトガルでのレースはエストリル・サーキットで行なわれた1990年以来になります。その際には(アイルトン)セナ選手が2位、(ゲルハルト)ベルガー選手が4位でした。今回もそれに負けないような結果を残せるよう、チーム一丸となって挑みます」
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