悔しいトルコから巻き返しなるか? ホンダ田辺TD「3連戦初戦、良い形のスタートを」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、シーズン終盤3連戦初戦となるバーレーンGPに向けて、コメントを寄せた。
Max Verstappen, Red Bull Racing RB16
Mark Sutton / Motorsport Images
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、今週末のバーレーンGPを前に、プレスリリースにコメントを寄せた。
前戦トルコGPでは、レッドブル2台が入賞を果たしたホンダ勢。しかし、マックス・フェルスタッペンが6位、アレクサンダー・アルボンが7位と、表彰台を獲得することができなかった。またアルファタウリ勢は無得点に終わるなど、うまくいったとは言い難い週末だった。バーレーンで行なわれる2連戦は、そこから脱却したいところだ。
「トルコでの難しいコンディションのレースを終え、今週からはシーズン最後となる中東での3連戦が始まります。まずは最初のレースが開催されるバーレーン・インターナショナル・サーキットに向かいます」
田辺テクニカルディレクターはそう語った。そのバーレーンは2週連続開催となるが、異なるレイアウトでの開催となる。
「今年はレッドブル・リンク、シルバーストーンで2週連続のレースを行ないましたが、ここバーレーンでは第15戦に例年F1が行われるレイアウトでのレース、来週にはそのアウタートラックを使い、レイアウトを変えての2週連続開催となります」
「サーキットレイアウトが変わるのに加えて、レース開催時刻も第15戦がトワイライトレース、第16戦はナイトレースと変化します。我々にとっても、ファンの皆さんにも変化のあるレースが楽しめるのではと思っています」
当初は4月に開催予定だったバーレーンGPだが、コロナ禍により11月末にずれ込んだ。しかしこれによる気候の違いは大きくないため、問題はないはずだと田辺テクニカルディレクターは語る。
「バーレーンGPは、例年シーズン序盤の3月から4月にかけて行われますが、今年はコロナ禍の影響で第2戦の4月に行われる予定が延期となりこのタイミングでの開催となりました。しかしながら、バーレーンの気候は年間を通して比較的安定しており、気温などのコンディションはそれ程大きくは変わりません。FP1とFP3が行われる日中と、FP2・予選・決勝が行われる夕刻とで大きく気温が異なるなどバーレーン特有のセットアップを含めて過去のデータを参考にしつつレースに向け準備を進めます」
そして田辺テクニカルディレクターは、悔しい結果に終わった前戦からの巻き返しを誓った。
「前戦のトルコではレッドブル、アルファタウリ共に悔しいレースになりました。両チームと共に良い形でシーズンを締めくくれるよう、まずは3連戦初戦、今週末のレースを良い形でスタートを切れるよう全力で挑みます」
「また、過密日程で行ってきたシーズン終盤、メンバーにも疲れがたまってきているので、コロナ対策に加えて体調管理にもいつも以上に気を遣っていきたいと思います」
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