前戦優勝のペレス、最終戦にも自信?「決勝に向けたセッティングに集中してきた」
レーシングポイントのセルジオ・ペレスは、パワーユニット交換により後方からのスタートとなるものの、最終戦アブダビGPで好結果を手にできると期待している。
Sergio Perez, Racing Point RP20
Glenn Dunbar / Motorsport Images
前戦サクヒールGPでF1初優勝を果たしたレーシングポイントのセルジオ・ペレスは、最終戦アブダビGPの予選を15番手で終えた。
ペレスはこのアブダビGPで内燃エンジンとターボチャージャー、そしてMGU-Hを新品に交換したことにより、グリッド最後尾に回ることが決まっていた。そのため予選Q2進出を果たした段階で無理をしなかったというわけだ。
そして今季限りでレーシングポイント(来季からはアストンマーチンに名称を変更)を離れることになっているペレスにとって、同チームでの最後の予選アタックということになった。
「今日はチームとの最後の予選セッションだったから、確かに少し感傷的になった」
ペレスはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「予選をしっかり戦えなかったのは残念だ。でも、グリッドの後方からスタートする時には、タイヤを使い果たしてしまったりするリスクを冒しても意味はない」
ペレスはペナルティを受けることは分かっていたため、レースに向けたセッティングを施していたという。そのため、決勝には大いに自信を持っているようだ。
「今週末は本当に速いペースで走ることができていると思う。予選Q1での走りは良いフィーリングだったから、本来なら力強い結果を手にするために戦うことができたはずだと確信している」
「でも、僕らはこのペナルティを受けることが分かっていた。だから明日のレースのために強力なパッケージを確保することに集中していた」
「今日の状況は、コンストラクターズランキング3位争いがどれほどの接近戦なのか、それを示している。だから目標は、入賞にうまく到達する必要があるということだ」
新たなパワーユニットを手にしたことで、ペレスは決勝での追い上げを実現することができると考えている。
「僕の新しいパワーユニットは、ライフが終わろうとしているモノよりも、1周あたりコンマ数秒速いと思う。これは、レースでは大きなアドバンテージになるはずだ」
そうペレスは語る。
「マクラーレンは2台が揃ってトップ10に入った。ルノーは、2台ともタイヤを自由に選択できる立場だ。だから明日は何が起きるか分からない、長いレースになるだろう」
「明日は、このチームとの最後のレースになる。だから今は、沈んだ気持ちだ。僕は良い結果を残してここを去り、僕自身とチーム全員にとって素晴らしい結果をもたらすことを決意している」
「やるべきことがたくさんある。そして、明日戦うことに興奮している」
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