ガスリー、最終戦は8位も”満足”「開幕前は、数回しか入賞できないと思っていた」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1最終戦アブダビGPを8位で終え、満足だと語った。曰く開幕前の段階では、数回しか入賞できないかもしれないと考えていたという。
Pierre Gasly, AlphaTauri AT01
Zak Mauger / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、2020年のF1最終戦アブダビGPを8位で終えた。
今季はイタリアGPで初優勝を記録するなど、躍進の年を過ごしたガスリーにとって、8位という結果は特に喜ぶべき成績ではないとも思える。しかしガスリーはレース後、今回の8位に満足していると語った。
「正直なところ、今週末はずっとマシンのフィーリングは良くなかった。だから、今日の結果には満足だ」
そうガスリーは語った。
「自分の思った通りにドライブできているようには思えなかったし、力強いラップを走れているようにも感じなかった。しかもソフトタイヤでスタートするのは簡単ではないこともわかっていたんだ」
「でも、今回のレースで今年最後だ。だから僕はそれを楽しみたかったし、チームもそれを求めていた。そして素晴らしい戦いを繰り広げることができ、2台のフェラーリ、ランス(ストロール/レーシングポイント)、エステバン(オコン/ルノー)、ダニール(クビアト/アルファタウリ)を抜くことができた。本当に激しいレースだった」
「正直に言って、本当に良いレースだった。そして4ポイントを獲得したことによって、ドライバーズランキングでは、ランスを抜くことができた。彼はレース中にすぐ後ろにいたから、僕はずっと注視していたんだ。去年はカルロス(サインツJr./マクラーレン)に1ポイント差で6番手を失った。今年はランスを抑えて10位になったんだ。ポジティブなことだった」
レース中、ガスリーがストロールを抜くシーンもあった。この際接触したようにも見えたが、ガスリー曰く接触はしていなかったという。
「接触したような気はしなかった。でも正直に言って、とても近かったように思う。彼もかなり速かったけど、後悔しないようにする必要があることは分かっていた。とても接近していたけど、なんとか綺麗にオーバーテイクすることができたんだ」
前述の通り躍進の1年となった今シーズンについて、ガスリーは次のように振り返った。
「チームに対してはとても満足している。シーズンの初め、バルセロナでのテストの後では、僕らの期待感はずっと低かったことを今でも覚えているんだ」
ガスリーはそう明かす。
「テストでのフィーリングは悪かった。だから『年に数回しかポイントを獲得できないかもしれないけど、それは大変なことになるだろう。辛抱強く、自分たちの仕事をしよう』と考えていたんだ」
「でも打って変わって、このチームにとって最も成功した年になった。トロロッソ時代も合わせてね。レースに勝つこともできたけど、それは信じられないようなことだった」
「僕にとっても、F1で最高の年になった。まだ3年目だけどね。それでも少し経験を積み重ね、チームとも本当にうまく働くことができている。そして今年は、以前とは違うレベルにあると思う。それは良いことだと思うよ」
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