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最終戦勝利に安堵も、ホンダ山本MD「大きな期待をさせてしまい反省」

ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターが、F1アブダビGP終了後にオンラインでの記者会見に応じ、2020年シーズンを振り返った。また来季のF1デビューが期待される角田裕毅に対する期待感も語った。

Masashi Yamamoto, General Manager, Honda Motorsport, celebrates a win

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 2020年、ホンダはチャンピオン争いをすると公言して、F1シーズンに挑んだ。しかし実際にはメルセデスが脅威的なまでの強さを発揮。結局ホンダ勢はレッドブルのマックス・フェルスタッペンが2勝、アルファタウリのピエール・ガスリーが1勝と、合計3勝に留まった。

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「皆様に大きな期待をさせてしまい、若干反省をしております」

 F1最終戦アブダビGPの決勝レース終了後、オンラインでの記者会見に応じたホンダの山本雅史F1マネージングディレクターは、開口一番そう語った。

「メルセデスや他チームの伸びシロも考慮して、研究所は開発を行ないました。しかし正直、メルセデスは2ステップくらい先に行ってしまったなというのが、開幕数戦後の感想でした。非常に厳しいシーズンになったと思っています」

「ホンダ勢として昨シーズンと同じ3勝を挙げることができ、正直にホッとしているところであります」

 ホンダはシーズン中、2021年限りでF1参戦を終了することを発表した。しかしこの発表以降、レッドブルやアルファタウリとの結束が強まったように感じていると、山本マネージングディレクターは語る。

「アイフェルGPを前に、『ホンダは2021年限りでF1活動を終了する』ということを弊社の社長が発表しました。ただ、レッドブルやアルファタウリのスタッフたちは非常に友好的に受け入れてくれ、結果的には結束力が高まったようにも感じています」

「そんな中、アルファタウリもそうですが、特にレッドブルは毎戦毎戦アップデートしてきてくれ、トルコGP前後から良い効果も見られていました。そして最後には、来季に繋がる戦い方ができたと思っています」

「とはいえ、1年を総じて見れば厳しいシーズンだったと思います。今年得た知見を年末年始にフィードバックして、来年のテストに向けて準備をして、ホンダとして最後のシーズンとなる来年をしっかりとやり切りたいと思っています」

 なお来季もホンダは、今季とほぼ同じ体制でシーズンに挑む予定だと、山本マネージングディレクターは語る。

「現時点で言えることは、大きくメンバーを変えるということはありません。一部のエンジニアを入れ替えるということは考えているようで、それは田辺(豊治/F1テクニカルディレクター)から聞いていますけど、それ意外の基本は変わらないです」

「今日見ていただいた通り、レッドブルのエアロのアップデート、パワーユニットの使い方は、毎戦毎戦学んでいるというのが正直なところです。そういう意味では、今日のようなレースをやっていけば、来年はしっかりと戦えるんじゃないかと思います」

 また今季のFIA F2でランキング3位となったホンダの育成ドライバーでもある角田裕毅は、来季アルファタウリからF1デビューする可能性が高いと言われており、まずは12月15日の若手ドライバーテストで走行することになっている。その角田についてどんなことを期待しているのか? そう尋ねられた山本マネージングディレクターは、次のように語った。

「彼はF2で、メンタリティ強く戦ってくれたと思います」

 そう山本マネージングディレクターは語った。

「若手ドライバーテストではしっかりプロらしく、1日のメニューをこなして、F1というモノを深く探求して学んで欲しいなと思っています。それを彼とも話していますし、火曜日にはまずそれをやり遂げてほしい。チームとのコミュニケーション含めてです。それでフランツ(トスト/アルファタウリ代表)がどう評価するのかを聞いてみたいと思います」

「もし彼が来年良い形で、新しいステージを迎えられた場合は、ルーキーとして色々なことをしっかりと学ぶ1年にして欲しいなと思っています。目先の結果を求めるのではなく、今年のF2のように毎戦成長していく姿を見れたらなと思っています。彼は良いモノを持っていますから」

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