素晴らしい仕事。滴り落ちる汗を見た……レッドブル代表、メカニックの働きを称賛
レッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表は、レーススタート直前に、クラッシュしたフェルスタッペンのマシンを修復するなど、週末を通して完璧な仕事を成し遂げたメカニックたちの働きを称賛した。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
レッドブル・ホンダは、F1第3戦ハンガリーGPで、マックス・フェルスタッペンが2位、アレクサンダー・アルボンが5位に入った。予選まで大いに苦しんでいたチームにとっては、望外とも言える好結果となった。
苦しい状況に置かれたチームの中でも、今回は特にメカニックたちの働きが目立ったグランプリだったとも言えた。
フェルスタッペンは、ウエットコンディションだったレコノサンスラップでマシンの挙動を乱し、ウォールにクラッシュ。フロントウイングとフロントサスペンションに大ダメージを負った。このクラッシュにより、フェルスタッペンが決勝レースに出走するのは難しいのではないかと見られたが、メカニックたちはグリッド上で破損箇所を修復し、スタートに間に合わせるという驚くべき仕事をやってのけた。全ての作業が完了したのは、レギュレーションで作業が許されている、フォーメーションラップスタート5分前まで、あと数秒というところだった。
「メカニックは、今日素晴らしい仕事をしてくれた。マックスの結果は、彼らの働きによるものだ」
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、そう語った。
「グリッド上で、わずか20分という時間でマシンを修理するなんて、信じられないことだ。彼らの汗が滴り落ちるのを見た」
「彼らはずっと、素晴らしい仕事をしてきた。特に今週末は、仕様変更の回数が多かった。そして金曜日の夜には、作業時間制限を超えての仕事も行なった」
「予選の段階で我々は、絶体絶命のポジションにいた。それで2位に入り、メルセデス勢2台の間に割って入ることができたのは、素晴らしいことだと思う」
ホーナー代表は、ふたりのドライバーの戦いぶりも称賛した。
「マックスとアレックスは、揃って素晴らしいレースをした。スタートしたグリッドのことを考えると、彼らのラップタイムは素晴らしく、オーバーテイクするための動きが、ポジションを浮上させることになった」
決勝での巻き返しを成功させた今回のレッドブル。しかし次戦シルバーストンに向け、データの確認を進めていくとホーナー代表は説明する。
「マシンは、レースでの方が戦闘力を発揮できるし、我々の戦略は優れている。しかし、シーズン前のテストと比較して、期待通りに機能していないアップデートがある。そのため、シルバーストンでのレースに挑む前に、収集した全てのデータを確認し、理解する必要がある」
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