フェルスタッペンのうまくいかない週末「このレースを忘れ、来週に集中」
F1イタリアGPは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンにとってはうまくいかないレースとなった。最終的にはPUトラブルでリタイア。しかし古巣アルファタウリへの称賛も忘れなかった。

F1第8戦イタリアGPは、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが劇的な勝利を収めた一方で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンにとっては厳しい結果に終わった。
予選から苦しみ、5番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、スタートでポジションを落とすとなかなかそれを挽回することができず、さらにはレース中盤にパワーユニットにトラブルが発生し、リタイアすることとなったのだ。
「今日はほとんど全てのことがうまくいかなかったと思う」
そうフェルスタッペンはチームのプレスリリースに語った。
「クラッチを繋いだ時、ホイールスピンしすぎてしまい、とても悪いスタートになった。その後はDRSトレインに引っかかってしまい、オーバーテイクすることはほとんど不可能だった」
「赤旗の後、レースの再スタート時にエンジンに問題が発生した。なんとかこれを解決しようとしたがそれができず、リタイアしなければならなかった。もちろん、非常に残念だ。このレースは忘れて、次のサーキットに進む必要がある」
なおホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターもフェルスタッペンのパワーユニットにトラブルが発生したことを認めるが、原因の詳細は調査しなければ分からないと説明している。
なおフェルスタッペンは、勝ったガスリーとアルファタウリを称賛するコメントも残している。
「今回は僕らの週末ではなかったかもしれない。でもピエールが勝ったことをとても嬉しく思っている。アルファタウリは、週末を通じてとても速かった。そしてここイタリアで勝つのは、とても感動的なことだ。彼らにとっても素晴らしい結果だった」
フェルスタッペンも2015年、名称がまだトロロッソだったチームからデビュー。2016年のシーズン途中にレッドブルのドライバーに大抜擢されるまで、同チームで過ごした。
「彼らは、素晴らしい人たちが集まったチームだ。今夜は、みんながこの勝利を楽しんでくれればいいと思っているよ。彼らは全員、この勝利にふさわしい」
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