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最終スティント2番手激走……リカルド「いつもの雰囲気を壊せてよかった」とにんまり

ルノーのダニエル・リカルドは、ムジェロ・サーキットで行なわれたF1トスカーナGPの最終スティントで、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンに3位を奪われてしまったことを「少し悲しい」と嘆いている。

Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.20, battles with Valtteri Bottas, Mercedes F1 W11

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 ムジェロ・サーキットでのF1初開催となったトスカーナGP。レースはアクシデントが相次ぎ、大サバイバルレースとなった。そんな中、ルノーのダニエル・リカルドはしぶとく生き残り、レース終盤まで上位を走っていた。しかし、目標としていた表彰台には、今回もあと一歩届かなかった。

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 リカルドは2度行なわれた再スタートの2回目に絶好の蹴り出しを見せ、メルセデスのバルテリ・ボッタスをも交わして2番手に浮上した。ボッタスにはすぐに抜き返されてしまったものの、その後は3番手をキープ……ルノー移籍後初の表彰台獲得かと思われた。

 しかし51周目、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンにも抜かれてしまい、4番手に後退。そのままチェッカーを受けた。

「幸せで満たされた状態から少し悲しい状態の、その間のどこかという感情かな」

 3位を失ったことについて尋ねられたリカルドは、そう語った。

「実は、先週のモンツァの感想に少し似ているんだ。僕らは自分たちを最高のポジションに置き、そしてできることは全てやった。しかし最終的には、表彰台を獲得することはできなかったんだ」

「アルボンのペースを見るのは苛立たしかった。最初のスティントと2番目のスティントは、引き離すことはできなかったが、ほとんど同じようなペースに見えた。僕を抜くようなペースがあるとは思えなかったね」

「そして最後に突然、彼らは本当に大きな一歩を踏み出したんだ。特にセクター3で彼は突然速くなったんだ。そして、僕のスリップストリームとDRSを活かすことができるようになった」

「つまり、そこが重要なセクターだったんだ。ターン12から15まで、彼のペースは本当に力強く見えた。『そのペース、どこに隠し持っていたの?』って感じだよね」

 ただアルボンは、まだ表彰台を記録したことのないドライバーだった。リカルドはその経験不足を利用できると考え、アルボンにプレッシャーをかけていったという。

「もし数周にわたって彼を抑え込むことができたのなら、それでおそらく、彼のタイヤを痛めることができるだろうということは分かっていた」

 そうリカルドは語った。

「でも彼は、かなり早く僕を抜いていった。その時、僕は『ああ、終わったな』と思ったんだ」

「でも心の奥底では、『とはいえ、ヤツはこれまで表彰台に登った経験がないよな』と思ったんだ。だから彼にプレッシャーをかけ続け、彼にハイペースで走り続けることを強いるためにできる限りのことをやれば、何かが起きる可能性があると思ったんだ」

「彼がターン5でグラベルにはみ出るのを何回か見た。彼が能力を超えた状況でドライブしている、または少し緊張しているように見えたんだ」

「でも最初の5周で、彼のペースは速すぎた。僕は何もすることができなかった。数周後には彼と同じようなペースで走ることができたと思うけど、それでも近づけるようには見えなかった」

 リカルドは、最後のリスタートをうまく決め、2番手を走ったことを楽しんだと語った。

「僕はバルテリよりも良いスタートを切ったのが分かった。サイド・バイ・サイドで走っていたなら、彼の前に出るために、レースを台無しにするつもりはなかった。でもかなりフェアな状態だったし、僕はかなりのマージンを彼に対して築いていた」

「1周以上そのポジションをキープしたいと思っていたけど、それは不可能だった。とはいえ彼について行こうとしたし、アルボンに対して無防備な状態にならないようにしたんだ」

「彼ら(メルセデス勢)はすぐに速さを発揮し、そしてアルボンも、最後に物凄いスピードを隠し持っていた。僕にはできることはあまりなかったけど、いつもの雰囲気を壊して、2番手を走れたのは気持ちよかったね」

「最終的には、燃料が少なくなった時も、思うようなペースを持っていなかった。でもこの数週間、僕らのスタートはすごかったと思う」

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