6番手クビアト「今季最高の予選」と自画自賛。ガスリーはフロアのダメージに苦しむ
F1サクヒールGPの予選で6番グリッドを獲得したダニール・クビアトは、今季最高の予選になったと語り、結果への満足感を口にした。
Daniil Kvyat, AlphaTauri AT01, Pierre Gasly, AlphaTauri AT01
Charles Coates / Motorsport Images
F1第16戦サクヒールGPの予選でアルファタウリ・ホンダは2台揃ってQ3に進出。ダニール・クビアトが6番グリッド、ピエール・ガスリーが9番グリッドを確保した。
バーレーン・インターナショナル・サーキットの高速レイアウト、アウター・サーキットで行なわれているサクヒールGPで、アルファタウリは初日から好調な走りを見せていた。FP1、FP2共に2台がトップに10に入ると、FP3ではクビアトこそ12番手となったもののガスリーが3番手タイムを記録。予選に向けて仕上がりの良さを示していた。
そして迎えた予選でも2台はQ1を危なげなく通過。コンマ3秒以内に11台がひしめく大激戦となったQ2でもクビアト8番手、ガスリー10番手で無事Q3へと駒を進めた。そしてQ3ではクビアトが6番手、ガスリーが9番手となり、決勝に向けて好位置をキープした。
特にクビアトにとってはこれが今季の予選最高順位となった。彼はプレスリリースの中で、予選6番手という結果への満足感を口にした。
「今日は素晴らしいセッションができたので満足している。僕にとって今季最高の予選だった」
「予選開始時はトラフィックが激しく、難しい部分があったけど、Q3ではクリアな周回をすることができたし、今日のようなドライビングができたことを誇りに思っている。結果として、明日はいいポジションからレースをスタートすることができる。ここまで、昨日(金曜)のセッションは順調で、今朝は少し感触が悪かったものの、セッティングを戻してからはいい予選を戦うことができた」
「明日も確実なレースをしたいし、そのためにはトラフィックとタイヤマネジメントにうまく対応していかなくてはいけない。レースペースはよさそうなので、この勢いを明日にも継続できればと思う」
一方のガスリーはQ1こそ5番手で通過したが、その後はクビアトのタイムを上回れない状況が続き、最終的に9番手に終わった。曰く、Q1でフロアにダメージを負ってしまったことで、最大限のパフォーマンスを発揮することができていなかったようだ。
「今日は難しい予選になった。Q1でフロアにダメージを負ってしまい、そこからはうまくまとまらないセッションになった」
ガスリーはそう語った。
「何とかQ3には進出したものの、フロントのコントロールに苦しみ、あらゆるところでアンダーステアになってしまった。FP3でのパフォーマンスがよかっただけに、予選9番手という結果は残念だ。週末を通していいペースを見せていたものの、今日のダメージの状況を考えると、あれ以上できることはなかったと思う」
「全体としては競争力のあるパッケージだと思うので、レースでもマシンを傷めやすいこのサーキットで、これ以上ダメージを負わないことを願っている。その点を除けば明日はいいレースができる自信がある」
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