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予選レポート

F1サクヒールGP予選:ボッタスが意地を見せポール! 代役ラッセルを0.026秒差で退ける

F1サクヒールGPの予選が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。

Valtteri Bottas, Mercedes F1 W11

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 F1第16戦サクヒールGPの公式予選が、バーレーン・インターナショナルサーキットの“アウター・サーキット”で行なわれた。ポールポジションを獲得したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)で、今季5度目。タイムは53秒377だった。

 バーレーン・インターナショナルサーキットの外周部分を使用する超高速レイアウトでのレースとなるサクヒールGP。今回は3人のドライバーが“代役出場”となった。前戦バーレーンGPでの大クラッシュで火傷を負ったロマン・グロージャン(ハース)の代役としてピエトロ・フィッティパルディが、新型コロナウイルス陽性となったルイス・ハミルトン(メルセデス)に代わってジョージ・ラッセルが、そしてラッセル不在となったウイリアムズのシートにはジャック・エイトケンがそれぞれ収まった。

 今回はコースの全長が3.543kmと短いことから、いかに渋滞に引っかからずにクリアラップを記録できるかが鍵となりそうだと言われていた。

Q1:ボッタスがトップ通過。アルボンは薄氷のQ2進出

 漆黒の闇に包まれたバーレーン・インターナショナル・サーキット。Q1開始時のコンディションは気温24℃、路面温度27℃。ハースの2台が先陣を切ってコースインしていった。ケビン・マグヌッセンが55秒464、ロマン・グロージャンの代役として出場のピエトロ・フィッティパルディが55秒884を記録し、これがターゲットタイムとなった。

 マクラーレンのカルロス・サインツJr.はなんとハードタイヤを履いてアタックを開始。55秒334を記録してトップに立ってみせた。アルファタウリ勢もミディアムタイヤでアタックを行ない、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアトが相次いでトップタイムを更新した。

 メルセデス勢もミディアムタイヤでタイムを刻む中、フェルスタッペンはソフトタイヤで54秒037をマーク。トップに立った。

 残り5分となり、ようやくコース上のマシンが減り始めた。トップ5はフェルスタッペン、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ダニエル・リカルド(ルノー)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)、ランス・ストロール(レーシングポイント)というオーダー。ミディアムタイヤのメルセデス勢はボッタスが6番手、ジョージ・ラッセルが8番手につけた。

 セッション終盤、アルファタウリの2台がソフトタイヤを履いてコースに。ガスリーが54秒207で2番手タイムをマークした。メルセデス勢も同じくソフトタイヤを履き、ボッタスが53秒904でトップ、ラッセルが54秒106で3番手につけた。

 ボッタスがトップで18分間のQ1が終了。Q1敗退となったのは16番手から順にマグヌッセン、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、エイトケン、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、フィッティパルディだった。アレクサンダー・アルボン(レッドブル)は15番手で、薄氷のQ2進出となった。

Q2:アルファタウリ2台Q3進出。メルセデス勢のみがミディアムタイヤで通過

 15分間のQ2がスタート。Q3に進出したドライバーはQ2で最速タイムを出した際に履いていたタイヤで決勝をスタートしなければならないため、ここでのタイヤ選択は重要となる。まず最初のアタックでは、メルセデスの2台、フェラーリの2台、そしてフェルスタッペンがミディアムタイヤを選択した。

 セッション序盤はボッタス、ラッセルのメルセデス勢がワンツー体制を築き、フェルスタッペン、クビアト、ガスリーと続いた。その後、ソフトタイヤを履くペレスが53秒787でトップに。タイヤの差はあれどメルセデス勢を上回って見せた。サインツJr.は新品タイヤに履き替えたラップで53秒818をマーク。ラッセルの前、3番手に食い込んだ。この時点でのトップであるペレスから5番手のストロールまでの差はわずか0.053秒と、大接戦のQ2となった。

 残り2分頃となって、ピットガレージは一斉に慌ただしくなった。ランド・ノリスが先陣を切ってコースインしたが、後続は大渋滞。各所で間隔を取りながらの走行となった。

 最後のアタックでミディアムタイヤを履いたのはメルセデスの2台のみ。フェラーリ勢とフェルスタッペンはソフトタイヤを履いた。そのフェルスタッペンは53秒467でトップタイムを更新。Q3進出を確実なものとした。

 クビアト、ガスリーは自己ベストを更新してトップ10圏内に。一方でアルボンはタイムをまとめられず、12番手でQ2敗退となった。

 Q2敗退は11番手から順にエステバン・オコン(ルノー)、アルボン、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ノリス。ただ12番手のアルボンでもトップのフェルスタッペンからわずか0.379秒差と、これまた僅差のセッションとなった。

Q3:ボッタスが意地のポール。ラッセルは0.026秒差でポール逃す

 ポールポジションを決するQ3。メルセデスの2台はユーズドのソフトタイヤ、アルファタウリの2台はミディアムタイヤで最初のアタックに向かった。

 フェルスタッペンが53秒591でまずはトップに。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が53秒613という僅差のタイムでそれに続いた。中古タイヤのメルセデス勢はボッタスが3番手、ラッセルが4番手だ。

 各車最初のアタックを終えてピットへと戻る中、メルセデス勢は早くも新品ソフトタイヤを投入してアタック。ボッタスが53秒377でトップに立つと、ラッセルも53秒519で2番手につけた。

 セッションは残り2分に。このタイミングで各車がなだれ込むようにコースインした。メルセデスの2台も新品ソフトタイヤをさらに1セット投入してきた。

 ボッタスはラストアタックで自らのトップタイムを更新できず。その後を追いかけるようにコントロールラインを通過したラッセルはタイムを更新するが、53秒403まで。ボッタスには0.026秒足りなかった。これでボッタスの今季5度目となるポールポジションが決まった。

 ラッセルに次ぐ3番手にはフェルスタッペン。こちらもボッタスのタイムから0.056秒差と僅差だった。最初のアタックでスーパーラップを見せたルクレールは新品タイヤが足りず2度目のアタックをしなかったが、4番グリッドを確保した。5番手以下はペレス、クビアト、リカルド、サインツJr.、ガスリー、ストロールとなった。

 

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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Finland バルテリ ボッタス 9 53.377     238.956
2 United Kingdom ジョージ ラッセル 9 53.403 0.026 0.026 238.840
3 Netherlands マックス フェルスタッペン 6 53.433 0.056 0.030 238.706
4 Monaco シャルル ルクレール 3 53.613 0.236 0.180 237.904
5 Mexico セルジオ ペレス 6 53.790 0.413 0.177 237.122
6 Russian Federation ダニール クビアト 5 53.906 0.529 0.116 236.611
7 Australia ダニエル リカルド 6 53.957 0.580 0.051 236.388
8 Spain カルロス サインツ Jr. 6 54.010 0.633 0.053 236.156
9 France ピエール ガスリー 9 54.154 0.777 0.144 235.528
10 Canada ランス ストロール 6 54.200 0.823 0.046 235.328

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