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トスカーナGPに”1台分”のみ大規模アップデートを用意したレーシングポイント

レーシングポイントは、トスカーナGPに大規模アップデートを投入。しかし、ストロールの分のみしか準備が間に合わなかったという。そしてその効果は、0.2秒ほどと見られている。

Racing Point RP20 comparison

LAT Images

 レーシングポイントのセルジオ・ペレスは、大乱戦となったトスカーナGPを生き残り、5位でフィニッシュした。チームメイトのランス・ストロールがクラッシュしてリタイアした中、なんとかポイントを確保した格好だ。

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 ただストロールにはあって、ペレスにはないものがあった。それは、マシンの大幅アップデートだ。

 レーシングポイントはトスカーナGPに大幅なアップデートパーツを持ち込んだ。これはエンジンカウルのみならず、フロントウイングやフロアなど、多岐にわたった。これはストロールのマシンには投入されたものの、ペレスの分は用意されなかった。

「重要なアップグレードだった」

 チーム代表のオットマー・サフナウアーは、今回のアップデートについてそう説明した。

「ご存知のように、他のいくつかのチームは、小規模なアップデートを頻繁に行なうことを選んだ。でも我々はここで、1台のマシンに集中して、アップデートパーツを投入することを選択したのだ」

「この非常に厳しいシーズンにおいて、我々には十分な生産能力がなかった。両方のマシンにアップデートパーツを準備するだけのね。でもロシアでは、もう1台のマシンもアップデートを行なう予定だ」

「サイドポンツーンはかなり小さくなったように見えるだろう。ボディワークはラジエターに巻き付くようになっており、新たなフロア、新たなフロントウイング、新たなエンジンカウルなどがそれに含まれる。そしてブレーキダクトもね。これは重要なアップグレードだ」

「どのサーキットを走るかにもよるが、ラップタイムには0.2秒ほどの影響がある」

 このアップデートの効果でストロールは躍進。トスカーナGPの予選Q3でエステバン・オコン(ルノー)がスピンし、イエローフラッグが出なければ、4番手か5番手が可能だったという。

 一方でペレスの方はどうだったのか? トスカーナGPの直前、レーシングポイントはペレスを今季限りで放出することを決定。その上で、アップデートパッケージも用意されなかった。この週末のペレスは、集中力を欠いていたのではないか? そう尋ねられると、サフナウアー代表は次のように語った。

「そうは思わない。彼は以前のままのチェコ(ペレスの愛称)だ。予選に向けても、決勝に向けても、熱心に取り組んでくれた」

「予選では、ふたりのラップタイムは僅差だった。だから、ふたりともマシンからパフォーマンスを引き出せていたと思う」

「ただランスは週末を通じて、ずっとチェコよりも速かった。だからおそらく、予選最後のラップをしっかりと走れていれば、彼の方が速かったはずだ」

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