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角田裕毅&ガスリーのコンビ継続……アルファタウリ代表「ユウキが来年も我々と働けるのは素晴らしいこと」

角田裕毅とピエール・ガスリーのコンビを来季も継続することを発表したアルファタウリ。同チームのフランツ・トスト代表がコメントを寄せ、ドライバーに来季もかける期待について語った。

Franz Tost, Team Principal, AlphaTauri looks on while Yuki Tsunoda, Honda Formula Dream Project sits in his car in the garage

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 アルファタウリが、2022年のドライバーラインアップを発表。今季と同じピエール・ガスリーと角田裕毅の布陣で、新レギュレーション下で行なわれるシーズンに挑むことを明らかにした。

 ガスリーはチームの名称がまだトロロッソだった2017年のシーズン中盤に同チームからF1デビュー。2019年は半年間レッドブルのマシンに乗ったが、それも含めて同チーム在籍5シーズン目ということになる。また角田はデビュー1年目の今季は苦戦するシーンもあるものの、F1で2年目の挑戦権を得た格好だ。

 チーム代表のフランツ・トストは、2022年のドライバーラインアップ発表に際し次のようにコメント。ふたりのドライバーへのさらなる期待を語った。

「2022年も、ふたりのドライバーをここスクーデリア・アルファタウリで起用し続けることを、本日お知らせする」

 トスト代表はそう前置きし、まずガスリーについて言及した。

「ピエールの長年にわたる成長は印象的であり、我々と共に表彰台の全ての段を獲得することができた。2019年のブラジルGPでは2位に入り、翌年モンツァでの我々の母国グランプリでは優勝、そして今年のバクーでは3位を獲得したんだ」

「彼はまだまだ表彰台を獲得してくれると確信している。来季も共に戦えることに、ワクワクしている」

 そのガスリーの存在は、角田の成長にも大きく寄与していると、トスト代表は語る。

「彼はF1での経験を活かし、ユウキの成長を手助けしている。ふたりの間には、素晴らしい関係が構築されているんだ。コース上での競争力、そしてコース外での友情という形でね。そのことは、チームにとって効果的であることが証明されている」

 その角田はまだまだ成長を続けていると、トスト代表は言う。

「ユウキはルーキーとしてチームに加わり、日々学び続けている。エンジニアからのフィードバックによれば、彼は与えられた全ての情報を吸収し、そして改善しているんだ」

「ルーキーとして、ユウキはこのF1の旅を始めたばかりに過ぎない。だから彼が我々と共に始めたことを、今後も続けることができるというのは良いことだ」

 これでアルファタウリは来季のラインアップを決定。今季残りのレースに集中することができる。

「シーズンの早い段階でドライバーラインアップを決定できたのは、素晴らしいことだ。これで、非常に激しくなっている中団グループでの戦いに、今シーズン残りの間集中することができるようになった」

 

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