F1バーレーンFP1:一番時計フェルスタッペンにボッタス、ノリスが続く。角田裕毅は14番手
2021年のF1開幕戦バーレーンGPのフリー走行1回目が行なわれた。トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、角田裕毅は14番手で初のグランプリセッションを終えた。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
2021年のF1開幕戦バーレーンGPのフリー走行1回目がバーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれた。今季から60分に改められたFP1でトップタイムをマークしたのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、タイムは1分31秒394だった。
ついに開幕した2021年シーズンのF1。開幕戦の舞台はプレシーズンテストと同じくバーレーンで、FP1は路面温度が50℃に迫ろうかというコンディションの下で行なわれた。
セッション時間が昨年までの90分から60分に短縮されたこともあってか、各車は積極的にコースに出てプログラムをこなしていった。今回のセッションではソフトタイヤを2セット投入するチームが多く、セッションの大半をショートランに費やしていたのが印象的だった。
そんなFP1をトップで終えたのが、レッドブルのフェルスタッペン。プレシーズンテストでも総合トップタイムをマークしていた彼は、セッション終盤に1分31秒394というベストタイムを記録した。なお、フェルスタッペンのプレシーズンテストにおける最速タイムが1分28秒960であることを考えると、タイムはまだまだ上がっていきそうだ。
プレシーズンテストでは苦戦していたメルセデス勢も、FP1はまずまずの滑り出し。バルテリ・ボッタスが2番手、ルイス・ハミルトンが4番手タイムを記録した。そんなメルセデス勢に割って入ったのが、マクラーレンのランド・ノリス。マクラーレンはディフューザーに独自の工夫を凝らしていることからテストでも話題のチームとなっていたが、真の実力やいかに。
昨年大不振のフェラーリも、シャルル・ルクレールが5番手、カルロス・サインツJr.が8番手と、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)のホンダパワーユニット(PU)勢を挟むような形で2台トップ10に食い込んできた。また、フェラーリのカスタマーチームのアルファロメオもアントニオ・ジョビナッツィが10番手、キミ・ライコネンが11番手に入っている。
7年ぶりの日本人F1ドライバーとして今季デビューした角田裕毅(アルファタウリ)は、ソフトタイヤで10周の連続周回を行なった後、2セット目のソフトタイヤで何度か予選アタックのシミュレーションを実施した。一時はトップ10に顔を出し、ガスリーのタイムに肉薄していたが、終盤のアタックではトラフィックに引っかかったこともありタイムをまとめられず、1分33秒329というベストタイムで14番手となり、初のグランプリセッションを終えている。
順位 | ドライバー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マックス フェルスタッペン | 12 | 1'31.394 | 213.178 | ||
2 | バルテリ ボッタス | 17 | 1'31.692 | 0.298 | 0.298 | 212.485 |
3 | ランド ノリス | 20 | 1'31.897 | 0.503 | 0.205 | 212.011 |
4 | ルイス ハミルトン | 15 | 1'31.921 | 0.527 | 0.024 | 211.955 |
5 | シャルル ルクレール | 14 | 1'31.993 | 0.599 | 0.072 | 211.790 |
6 | セルジオ ペレス | 15 | 1'32.071 | 0.677 | 0.078 | 211.610 |
7 | ピエール ガスリー | 23 | 1'32.195 | 0.801 | 0.124 | 211.325 |
8 | カルロス サインツ Jr. | 15 | 1'32.366 | 0.972 | 0.171 | 210.934 |
9 | ダニエル リカルド | 20 | 1'32.434 | 1.040 | 0.068 | 210.779 |
10 | アントニオ ジョビナッツィ | 16 | 1'32.786 | 1.392 | 0.352 | 209.979 |
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