角田裕毅に燃料システムのトラブル「明日の走行開始までに解決できるはず」
F1プレシーズンテストの初日、角田裕毅は午後の走行を担当したが、燃料システムのトラブルに見舞われ、37周の走行にとどまった。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
今季F1にデビューすることになった角田裕毅(アルファタウリ)は、バーレーンで始まったF1プレシーズンテストの初日、午後の走行を担当。37周を走行し、総合9番手に終わった。
これまで旧型マシンでじっくり走り込んできた角田は、いよいよデビューを目指してプレシーズンテストに挑んでいる。この日は風が強く、しかも角田が担当した午後はコース上に多くの砂が舞うという難しいコンディションだったが、なんとか周回を重ねていった。
「午後のセッションでニューマシンのドライブを経験し、アルファタウリのドライバーとして初めてFの1公式プレシーズンテスト初日を完了することができたのは、素晴らしいことでした」
角田はチームのプレスリリースにそう語った。
「この段階で重要なのは、走行距離を積み重ね、データを集めることです。ルーキーとして、この3日間のテストを最大限に活用し、開幕戦の前に多くのことを学びたいと思っています」
そう語る角田だが、やはりコンディションは簡単なモノではなかったと言う。
「午後のセッションは非常に難しかったです。天候が悪くなってしまい、風と砂がドライブするのを難しくしたんです」
そして角田のマシンには、燃料システムにトラブルが発生してしまい、その後の走行を断念せざるを得なかった。
「チームは、僕のマシンの燃料システムに問題があることを見つけました。つまり、セッションが終わる前にマシンをピットガレージに戻す必要があったんです。チームはその問題を調べていて、土曜日朝のセッションでピットレーン出口の信号がグリーンに点灯する時には、コースに戻る準備が整っているはずです」
チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズも、角田が見舞われた燃料システムのトラブルについて、次のように語った。
「残念ながら、燃料システムにいくつかの問題が見つかった。それは彼(角田)の走行のほとんどに影響を与えてしまった。彼に、一貫した走りをさせてあげられなかった」
「彼はこのセッションで妥協することになった。でも、チェッカーフラッグが振られる前に走行を終了したので、明日の朝のセッションが始まるまでに、問題の原因を調査し、修正することができる」
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