F1の70年の歴史を振り返る……DAZNでF1特別番組の配信がスタート
DAZNが、F1の70年にわたる歴史を振り返る特別編集番組『RACE TO PERFECTION(レース・トゥ・パーフェクション)』の配信をスタートさせた。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
スポーツチャンネルDAZNは、F1の70周年を記念した番組『RACE TO PERFECTION(レース・トゥ・パーフェクション)』の配信をスタートさせた。
これはアメリカのNBC Universal制作の番組で、全エピソードともに日本語字幕版としての配信となっている。
F1は2020年に、創設から70周年という節目の年を迎えた。このシーズンは新型コロナウイルスの影響により、開幕が7月にずれ込むなど大変な状況となった。しかし12月までの間になんとか17戦を開催。その中には至極のバトル、歴史的な大番狂わせなど、様々なシーンが詰め込まれる結果となった。
しかし70年という歴史の中にも、多くのエピソードが盛り込まれている。1950年から現在まで、並外れたドライバー、叡智を結集したスーパーマシン、それを走らせるチーム、その結果生まれた究極のバトル……そういったF1の歴史を語る上で外せないシーンが、全7エピソードに凝縮して番組化された。これがDAZNでの配信が始まった『RACE TO PERFECTION』である。
すでにDAZNのプラットフォーム上には全エピソードが用意されていて、いつでも楽しむことができる。
2021年のニューマシンが続々と発表され始め、シーズン開幕が刻一刻と近づいているこの時期に必見のプログラムである。
各エピソードは下記の通りである。
Episode1:F1とは
マシン開発とテクノロジー、そしてカリスマ性を持ったドライバーらにスポットを当て、F1が特別な存在となった理由を考察している。
Episode2:チャンピオン決定戦
これまでのF1の歴史では、様々なタイトル決定劇が繰り広げられてきた。1976年のジェームス・ハント(マクラーレン)vsニキ・ラウダ(フェラーリ)や2008年のルイス・ハミルトン(マクラーレン)vsフェリペ・マッサ(フェラーリ)など……最終戦までもつれた”決戦”を振り返る。
Episode3:素晴らしきマシンたち
F1の歴史を語る上で外せない、最強マシンにスポットライトを当てるエピソード。日本のファンにもお馴染みのマクラーレンMP4/4・ホンダやウイリアムズFW14B・ルノーはもちろん、シリーズ草創期のアルファロメオ158/159やフェラーリ500などをも網羅。
Episode4:栄光と悲劇
モータースポーツは危険との隣り合わせ。大事故に見舞われる者も少なくない。その困難を乗り越えて栄光を掴んだ者、そして命を落とした者……。
Episode5:物議をかもした瞬間
タイトル決定劇が、毎度輝かしいモノであるとは限らない。中には物議をかもし、今も語り継がれている”決着”がいくつか存在する。1989年と1990年の日本GPでの”セナプロ対決”が、その絶好例だろうか。それら”因縁”の決着をプレイバックする。
Episode6:功績を残したコンストラクター
本来ならF1は、ドライバーの選手権だった。しかし次第にレーシングカーメーカー、そして自動車メーカーの戦いという側面も強くなり、今では主役の一角である。そして70年の歴史の中で、数々のコンストラクターが参戦し、あるいは撤退していった。そんな中でも特に存在感を放ったフェラーリやブラバムといったコンストラクターの創業者の決意、そしてその成功の理由を掘り下げる。
Episode7:先駆者たち
コーリン・チャップマン(ロータス)やフランク・ウイリアムズ(ウイリアムズ)、そしてロン・デニス(マクラーレン)など、F1で夢を実現し、後進にとっての道標となった存在にスポットライトが当てられている。
DAZNでは昨年、コロナ禍の影響があったにも関わらず、予選から視聴者数が増え、さらに開幕後2戦は過去最高の視聴数を記録したという。また、他のスポーツに比べて、ひとりあたりの視聴時間が長いという傾向もあったようだ。そして角田裕毅がF1デビューを果たす2021年シーズン全戦も、全セッションライブ配信することが決定済みである。
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