「初優勝した2020年以上の成績を目指す」ガスリー、新シーズンに向け意気込み
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、2021年シーズンに向けて意気込みを語り、昨年に引き続き今後も優勝を目指していきたいと力強く語った。
Carlos Sainz Jr., McLaren, 2nd position, and Pierre Gasly, AlphaTauri, 1st position, spray Champagne on the podium
Andy Hone / Motorsport Images
ホンダが2021年のモータースポーツ参戦体制をオンラインで発表。その中で、2020年に引き続きアルファタウリ・ホンダのドライバーとしてシーズンを戦うピエール・ガスリーが意気込みを語った。
2020年のF1は異例のシーズンとなった。新型コロナウイルスの影響で、開幕が7月にずれ込み、そして12月までの短い期間に17レースを開催したのだ。
「2020年は特別な1年になった。新型コロナウイルス感染症やシーズン開幕の延期など、多くの人にとって大変な1年になった。それでも僕は走ることができて、嬉しく思っている」
そう語るガスリー。しかし彼はそんな中で、モンツァで行なわれたイタリアGPでF1初優勝を挙げることとなった。
「いくつかのレースが中止になったが、モンツァでは初優勝を挙げることができた。これが去年のハイライトだね。チームがホンダと組んで50戦目のレースで優勝できたのは思い出深く、特別な週末になり感無量だった」
「これからも優勝を目指すよ」
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2020年は世界中で厳しい渡航制限が敷かれた。そのため日本GPの開催は叶わず……ガスリーもこれは残念なことだったと語った。
「鈴鹿に行けなかったのは残念だ。楽しみにしていたのに、日本で走ることができなかった」
そうガスリーは語る。
「モンツァで優勝した後だったので日本のみんなとお祝いをしたいと思っていたが、それができず残念だ」
ホンダは2021年限りでF1参戦を終了することを表明。アルファタウリ、そしてガスリーは、ホンダとの最後のシーズンを戦うことになる。その最後の年に好成績を目指すと、ガスリーは改めて語った。
「今年はホンダとの最後のシーズンだ。4年間共に闘ってきたので、とても寂しい。F1では初勝利もできたし、そのF1とスーパーフォーミュラでの4年間にはとても満足している」
「ホンダと共に最後まで突き進み、これまで以上に満足いく1年にしたいと思う。最高のパフォーマンスを発揮して、最高の形でホンダとの最後の1年を終わらせたいと思う」
「できる限り努力して、ホンダに最高の結果をもたらしたい。そして去年よりも良い結果を残したい。昨年はこれまでで最高の成績を残し、アルファタウリとトロロッソの歴史の中で最も成功した1年になった。2021年はこれを上回る成績を残したいと思う。チームもパワーユニットも、とても良い仕事をしてくれている。良い結果を手にするために、競争力のあるパッケージに仕上がりそうだ」
「鈴鹿でみんなに会いたい。2020年は鈴鹿で走る機会がなかったから、ホンダのドライバーとして(鈴鹿での)最後のレース……特別なモノになると思う。鈴鹿でみなさんに会えるのを楽しみにしている。そして鈴鹿で、ホンダ(のドライバーとして)最後のレースウィークを、一緒に楽しもう」
なおガスリーは2021年、新たにF1デビューを果たす角田裕毅とコンビを組むことになっている。
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