ホンダPU勢は3台が予選トップ5入り「それぞれに表彰台獲得のチャンスがある」と田辺TD
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターはF1エミリア・ロマーニャGP予選で3台がトップ5に食い込んだことについて「3台それぞれに表彰台獲得のチャンスがある」とコメントした。
Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B
Steven Tee / Motorsport Images
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、F1エミリア・ロマーニャGP予選を終えてプレスリリースにコメントを寄せ、決勝に向けての意気込みを語った。
今回の予選セッションは、非常に僅差の戦いとなった。ホンダパワーユニット(PU)勢ではレッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、そしてアルファタウリのピエール・ガスリーがQ3に進出。特にペレスとフェルスタッペンはポールポジションに迫る好タイムを記録したものの、お互い小さなミスでタイムをロスしてしまい、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にはわずかに届かなかった。
2番手で自身初のフロントロウを獲得したペレスとハミルトンのタイム差は、わずか0.035秒。3番手フェルスタッペンもハミルトンから0.087秒差と、まさに誰がポールを獲ってもおかしくない、そんな予選だった。
そしてフリー走行から好調を維持していたガスリーも、5番手タイムをマーク。シャルル・ルクレール(フェラーリ)にわずかに届かず2列目確保とはならなかったが、アルファタウリAT02のポテンシャルの高さ、そしてチームとイモラ・サーキットとの相性の良さを改めて感じさせる結果となった。
田辺TDは予選を振り返って次のようにコメントし、ホンダPU勢3台はそれぞれに表彰台のチャンスがあると語った。
「今日のエミリア・ロマーニャGPの予選はQ3に3台が進出、レッドブルのペレス選手がキャリア初のフロントロー2番手を獲得、アルファタウリのガスリー選手が2戦連続の5番グリッドを獲得してくれました」
「フェルスタッペン選手はややまとめきれない部分があり、ペレス選手に続く3番手となりましたが、ペレス選手とともにポールタイムとは大きな差がない、非常に拮抗した予選を展開できました。トップ5に3台が入り、明日は3台それぞれに表彰台獲得のチャンスがあると思いますので、できるだけ上のポジションで終えられるよう、我々もレースに向けて最後の確認作業を続けます」
そして田辺TDは、予選Q1でクラッシュしてしまい20番手からのスタートとなった角田裕毅についても言及。彼の追い上げに期待している。
「角田選手については残念ながらQ1で最初のアタック時にクラッシュを喫してマシンが大破、明日は最後尾からのスタートになります。プラクティスでのマシンのパフォーマンスは悪くありませんでしたので、明日はアグレッシブな走りで、ポジションを上げてフィニッシュしてくれると思います」
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