マクラーレンの大株主、マンスール・オジェ亡くなる。享年68歳
マクラーレンの大株主を長年にわたって勤めてきた、TAGグループの総帥でもあるマンスール・オジェが亡くなったことが発表された。68歳だった。
Mansour Ojjeh, co-owner, McLaren
Simon Galloway / Motorsport Images
マクラーレンの株主であり、TAGグループを率いてきたマンスール・オジェが亡くなったことがマクラーレン・レーシングから発表された。68歳だった。
オジェは父親が立ち上げた技術集団であるTAG(テクニーク・ダバンギャルド)を率い、このブランドを用いてモータースポーツに参入。当初はウイリアムズへのスポンサードという形でF1への関与をスタートさせた。その後はマクラーレンと組み、1984年には同社の株主となった。
ロン・デニスが株式を売却した後も、バーレーンの王立ファンドであるマムタラカトや、ニコラス・ラティフィの父親であるマイケル・ラティフィらと共に、マクラーレン・グループの主要な株主となっていた。
ただオジェは、長く体調不良と戦っており、2013年の後半には肺疾患に苦しみ、肺移植手術も受けている。体調が戻った後もマクラーレンでの業務を続けていたが、2020年にはチームの取締役の座を息子のスルタンに譲っている。
そして6月6日の早朝、スイスのジュネーブで、家族に見守られながら亡くなったという。
マクラーレンは今回の発表に際し、次のように哀悼の意を発表している。
「マクラーレン・レーシングの全員が、彼の家族と共に彼の死を悼み、チームは心から、哀悼の意を表する」
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