F1ポルトガルFP3:フェルスタッペン首位で予選へ。アルピーヌ好調、角田は11番手
F1第3戦ポルトガルGPのフリー走行3回目が行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
F1第3戦ポルトガルGPのフリー走行3回目セッションがアルガルヴェ・サーキットで行なわれた。トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、タイムは1分18秒489だった。
前日に行なわれたフリー走行では、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がFP1で、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がFP2でトップタイムをマークし、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがいずれも僅差の2番手につけるという展開に。これまで通りの“メルセデス対レッドブル”という構図で予選日を迎えた。
予選前に行なわれたFP3では、セッション前半は各車ソフトタイヤやミディアムタイヤで周回を重ねた後、残り20分ごろから新品のソフトタイヤを入れてアタックを行なうような流れとなった。また、今回はタイヤの性能劣化が小さいと予想されており、各車は前日同様、走行距離を重ねたタイヤでベストタイムを更新する姿が見られた。
そのセッション終盤にタイムを上げ、トップでFP3を終えたのはフェルスタッペンだった。フェルスタッペンは1セット目のソフトタイヤでの10周目に1分18秒545をマークしてトップに立つと、残り5分を迎えるタイミングでは2セット目のソフトを履いて1分18秒489までタイムを縮めた。
2番手、3番手に続いたのはメルセデス。セッション前半でトップにつけていたハミルトンは、2セット目のタイヤでタイムをあまり上げられず、フェルスタッペンから0.236秒差の2番手となった。3番手のボッタスはフェルスタッペンから0.331秒差だった。
そのメルセデス2台に接近するタイムを出したのが、4番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)と5番手のエステバン・オコン(アルピーヌ)だ。アルピーヌ勢は初日から好調をキープしており、今回はオコンが1分18秒860という好タイムをマーク。チームメイトのフェルナンド・アロンソはトラックリミット違反によりベストタイムが抹消され14番手に留まったものの、セクターごとのベストタイムを見るとオコン以上のパフォーマンスを発揮しており、予選に向け最も注目のチームと言える。
6番手、7番手はシャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.のフェラーリ勢。ランド・ノリス(マクラーレン)を挟み、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が9番手につけた。
そのガスリーから0.111秒差の11番手には角田裕毅がつけた。過去2戦、速さを見せながらもQ3進出が叶っていない角田。中団勢の激しいタイムアタック合戦を制してグリッドトップ10に食い込めるかにも注目が集まる。
順位 | ドライバー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マックス フェルスタッペン | 21 | 1'18.489 | 213.415 | ||
2 | ルイス ハミルトン | 21 | 1'18.725 | 0.236 | 0.236 | 212.776 |
3 | バルテリ ボッタス | 19 | 1'18.820 | 0.331 | 0.095 | 212.519 |
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