アルファタウリのガスリー、走行初日を終えての感触は「あまり良くない」予選に向け改善なるか
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ポルトガルGP初日を終えてあまり感触が良くないことを明かした。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
アルガルヴェ・サーキットで行なわれたF1ポルトガルGPの初日で、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはFP1を6番手、FP2を11番手で終えた。
アルファタウリ、とりわけガスリーは今季の開幕2レースで、中団勢の中でも光る速さを見せていた。ガスリーは開幕戦バーレーンGP、第2戦エミリア・ロマーニャGPで共に予選5番手を獲得。決勝は不運などもあって第2戦の7位が最高となっているが、レッドブル、メルセデスの2強に次ぐポテンシャルを見せつけたと言っても過言ではない。
しかしながらガスリーにとって、ポルトガルで迎えた初日のフィーリングはあまり良くない様子。ここアルガルヴェ・サーキットは路面が滑りやすく、多くのドライバーがグリップ不足に苦しんでいるのは確かだが、ガスリーはそれに加えて低速コーナーでのブレーキングにも苦しんでいるようだ。また彼が今季のフリー走行でトップ10を逃すのは今回のFP2が初めてだった。
「今日はとても難しい一日だった。マシンの感触があまりよくなかったので、今夜はそれをすべて分析して改善が必要な点は何かを確認する」
ガスリーはプレスリリースの中でそう語った。
「現時点ではポテンシャルをフルに発揮できていない。ここまでのレースと比べて、低速エリアでのブレーキングに苦戦していたので、何が変わったのかをはっきりさせる必要がある。過去の2レースとはコンディションとレイアウトが大きく異なり、とてもスリッピーなので、普段とはやや異なる調整が必要なのかもしれない」
しかしガスリーは、今回のフリー走行でも中団勢はコンマ5秒の中に10台前後がひしめく接戦だったため、改善に成功すれば一気に順位を上げられると考えている。彼は予選に向けて変更を加え、Q3進出を果たしたいと語った。
「現状、中団の戦いはとてもタイトで、今夜は明日に向けてタイムを向上させられるよう、多くのことに取り組まなければいけない。予選では、0.2〜3秒違うだけで、6~7つは順位が落ちてしまうはずだから、本当に大きい。過去5、6戦はずっとQ3進出を果たしていると思うので、これを継続していきたいし、今晩の変更で明日それを叶えられる自信がある 」
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