ホンダ田辺TD「予選・決勝は楽なものにはならないでしょう」アブダビ新レイアウトへの最適化は順調
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、新レイアウトで行なわれているF1アブダビGP初日を終え、パワーユニットの最適化は順調とコメント。予選・決勝に向けてさらにパフォーマンスを上げて行きたいと語った。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
2021年シーズンのF1最終戦アブダビGPが始まった。初日のフリー走行でホンダ製パワーユニット(PU)搭載勢のうち、タイトルを争っているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がFP1トップタイム、FP2では4番手タイムをマークした。
そのチームメイトであるセルジオ・ペレス(レッドブル)もFP1を4番手、FP2を5番手とまずまずの位置。アルファタウリ・ホンダは角田裕毅がFP1とFP2で共にチームメイトのピエール・ガスリーを上回る好調な滑り出しを示している。
今シーズン、アブダビGPの開催地であるヤス・マリーナ・サーキットは大規模なコース改修を実施。さまざまなコーナーに変更が加えられた結果、全体的に高速化している。
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、こうした新レイアウトへの理解からプログラムをスタートさせ、その後計画を順調に消化したとコメント。ただライバルも強力であることから、2日目以降も簡単な戦いにはならないだろうと語った。
■ホンダ 田辺豊治F1テクニカルディレクター
「シーズン最終戦・アブダビGPの初日は、昨年から改修されたサーキットの変化を理解するところから開始しました。今日の時点で昨年の予選のポールポジションのタイムよりも10秒以上もタイムアップしており、非常に高速化していることがわかります」
「PUとしては、事前のシミュレーションをもとに、高速化したトラックにデータを最適化することにフォーカスし、4台のマシンとともにセッションを順調に消化していきました」
「本日収集したデータをもとに明日の予選、そして明後日のレースに向けて、さらにパフォーマンスを上げる努力を進めます。今日の走りからも、今回もライバルは強力で、楽な予選・レースにはならないと見ています」
「最後の最後まで力を尽くし、タイトルを目指して戦っていきます」
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