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「マシンの力を引き出せなかった」ピエール・ガスリー、スプリント予選の結果に悔しさ

F1第10戦イギリスGPのスプリント予選レースで、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは12番手でフィニッシュ。マシンのポテンシャルを引き出せなかったと悔しさをにじませた。

Pierre Gasly, AlphaTauri AT02

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1第10戦イギリスGPのスプリント予選レースで、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは12番手でフィニッシュ。予選からポジションを上げることができなかった。

 ガスリーはスタートではポジションを維持。その後セルジオ・ペレス(レッドブル)がスピンを喫したことでひとつポジションをあげたが、オープニングラップにジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)との接触でポジションを下げていたカルロス・サインツJr.(フェラーリ)に追い抜きを許してしまい、結局予選位置と変わらない12番手でのフィニッシュとなった。

 ただ前述のラッセルとサインツJr.の接触で審議が発生し、最終的にラッセルに対して3グリッド降格のペナルティが決定。これによりガスリーはグリッドが繰り上がり、決勝は11番手から臨むことになった。

 ガスリーは初日のフリー走行が1回、1時間と限られたものだったことで、準備が難しくなっていたと説明。マシンのポテンシャルを引き出せなかったと悔しさをにじませた。

「今日はとてもフラストレーションの溜まる結果だった。思い通りにならなかったからね。今週末はFP1のスタートが悪く、フリー走行が1回しかなかったから、予選に向けての対応が十分できなかった」

「マシンのポテンシャルはもっと高いと思っているけど、とても残念なことに、ここではうまく機能させることができていない。すべてのデータを確認し、決勝レースでポイントを獲得できるように、できることは全て行なって臨む」

 

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