登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

角田裕毅、”自信”のあるシルバーストンへ……フリー走行が少ないのは痛手だが「F1で高速コーナーを走るのが楽しみ」

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、シルバーストン・サーキットで行なわれるイギリスGPを前にコメントを発表。高速コーナーをF1マシンで走るのを楽しみにしていると語った。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri, in the press conference

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 2021年のF1も第10戦イギリスGP。舞台は伝統のシルバーストン・サーキットである。

 今季F1デビューを果たしたアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、イギリスGPを前にチームのプレスリリースにコメントを発表。スプリント予選レースが実施されることになり、フリー走行の回数が少なくなっていることは、デビュー1年目の自身にとっては厳しいことだとしながらも、シルバーストンの高速コーナーを攻めるのを楽しみにしていると語った。

Read Also:

 角田はフランス〜オーストリアの3連戦を入賞1回に終えた。この3連戦にはポジティブなこととネガティブなことが隣り合わせだったという。

「フランスとオーストリアの3連戦を振り返ると、マイナスな面もいくつかありました。でも、プラスの面もいくつかあったと思います」

 角田はそうプレスリリースにコメントを寄せた。

「ネガティブなことは、フランスでの予選のミスであり、オーストリアでピットレーン入り口の白線を踏んでしまったことです。一方でメリットは、オーストリアでの1週目から、レースウィーク全体へのアプローチを変更したことです」

「それまでは、自信を持てるようになるとすぐ、またはマシンのセットアップを変更した直後に、すぐプッシュしてしまう傾向にありました。そのアプローチはF2までのカテゴリーではうまくいきましたが、F1で試してみると多くのリスクが伴います」

「そのことに気付いて、一歩一歩前進するように変えました。レースウィーク中、フリー走行を通じて、予選までは自信をつけることに専念しました。その後で、プッシュするようにしたんです。それはうまくいきました。ミーティングでエンジニアと共に仕事をするやり方や、マシンに乗る前のウォーミングアップのやり方も変えました。それで一歩前進することができ、今後働いていくための多くの良い方法を見つけることができました」

「2回目のオーストリアでのレースでは、予選で今季最高の結果(7番手)を手にすることができましたし、3つのフリー走行をの過ごし方も良かったです。特にFP3では、大きくスピンしたこともあって自信を失っていましたから……その週の過ごし方には満足しています」

 今季デビューの角田にとっては、初体験のコースが多い。しかし今回の舞台となるシルバーストン・サーキットは、FIA F3でもFIA F2でもドライブした、多くの走行経験を持つコースとなる。

「シルバーストンには、昨年F2のフィーチャーレースで3位になったという良い思い出があります。レッドブルリンクと同じように、これまでかなり多くドライブしたコースだと言えると思います。F3でも走っています。それはポジティブなことです」

 そう語る角田だが、冒頭で申し上げた通り、今回のグランプリではスプリント予選レースが実施されることに伴い、FP1直後に予選を戦わなければならないスケジュールとなっている。

「F1マシンではこれまで走ったことがないということを考えれば、予選前にフリー走行が1回しかないことがデメリットです。それは、僕がオーストリアで試し始めた新しいアプローチが、今回はあまりうまく機能しないことを意味すると思います」

「FP1の直後の予選で好成績を収めるのは、大変だと思います。かなり難しいですが、オーストリアでのように、一歩一歩スピードアップしたいくようにします」

「でも、スプリント予選レースは誰にとっても新しいモノです。また、FP1と予選の間にはセットアップを変えることもできますが、その後は何も変えることができません。だから、誰にとっても大変な週末になると思います。自分自身、そして可能な限り準備することに集中します」

 しかし角田は、高速レイアウトであるシルバーストンを走ることを楽しみにしているとも語った。

「高速コーナーをたくさん備えたシルバーストンを、F1マシンで走るのを楽しみにしています。フリー走行が少ないことはチャレンジングですが、サーキットの走行経験はありますから、かなり自信を持っています。何が起きるか、見てみることにしましょう」

「F1マシンでマゴッツ-ベケッツ-チャペルのような高速複合コーナーを走るのがどのようなモノになるのか、楽しみにしています」

 

Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 ノリス、強盗被害からF1母国戦挑むも「完璧なコンディションじゃない」と認める
次の記事 フェラーリが見据えるのは来季のタイトル! 「そのためには今季を犠牲にしてもいい」とルクレール

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本