角田裕毅、ハンガロリンクは「F2ではうまくいかなかったけど、好きなコース」……その後の”夏休み”を楽しみに
角田裕毅が、ハンガリーGPを前にコメントを発表。このコースは好きなコースであると語ると共に、その後に訪れる夏休みを「楽しみにしている」と語った。
Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02
Glenn Dunbar / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1ハンガリーGPに向けてチームのプレスリリースにコメントを発表。舞台となるハンガロリンクは、ドライブするのが楽しいサーキットだと語った。
先日行われたイギリスGPでは、ホンダ勢唯一となる10位入賞を果たした角田。高速のシルバーストンをF1マシンで走るのは非常に楽しかったと、角田は改めて語る。
「日曜日にポイントを獲得できたことは嬉しかったです。チームとしては、マシンのパフォーマンスが予想よりも低かったことががっかりしたと思いますが、僕としては満足することができました」
角田はそう語る。
「F1マシンで初めてシルバーストンを走り、その速さには信じられないほどの感触を覚えました。特にマゴッツとべケッツは速かったです。初めてF1マシンをドライブした時には、そのダウンフォースの大きさとグリップのレベルに驚かされましたが、そのふたつのコーナーは、ダウンフォースを味方にフルパワーで駆け抜けることができました。本当に驚きでした」
今週末のグランプリの舞台となるハンガロリンクは、シルバーストンとは全く特性の異なるコースだが、角田にとってはお気に入りのサーキットのひとつであるという。
「ハンガロリンクは、それとは大きく異なります。昨年F2でレースをした時には、予選が悪かったために良い結果を手にすることができませんでした。そしてレースでは、フロントウイングに大きなダメージを抱えてしまいました。でも、このサーキットは好きです」
「コースとしては、とても気に入っている所です。とてもチャレンジングで、マシンには最大のダウンフォースが必要です。興味深いのは、どれだけ速いスピードでコーナリングできるかというところです。そして基本的には、ドライブするのが楽しいサーキットです」
「暑くなるでしょうし、ひと息つくことができる直線部分が少ないので、身体に負担がかかって大変かもしれません。どう乗りこなすのかはまだ分かりませんが、準備は整っていると感じています」
このハンガリーGPが終わると、F1は1ヵ月弱の夏休み期間に入る。その間、角田はシーズン中にイギリスからイタリアへと生活の拠点を移したことに伴う整理に勤しむことになると角田は語る。
「グランプリが終わるとその後には夏休みがやってきます。とても楽しみにしています」
「最近イタリアに引っ越してきたので、休みのほとんどは、住む予定の家を整理することに費やすことになると思います」
「今回のレースの前には、シミュレータをドライブするために、イギリスに一時的に戻っていました。でも夕方になると、エアコンも扇風機もないホテルの部屋に缶詰になっていました。だからエアコンがついているこの家に引っ越してくるのは素晴らしいことですし、涼しいと思います」
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