ピエール・ガスリー、”過酷”な後半戦に向けてフル充電完了「ハンガリーでの勢いを続けたい」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、3連戦が続くなど過酷なスケジュールが組まれているF1の2021年シーズン後半戦に向けてしっかりと休養し、再び戦う準備ができていると語った。
約3週間の”夏休み”を経て、2021年のF1は今週末のベルギーGPから後半戦がスタートする。
アルファタウリ・ホンダ勢は、夏休み前最後のレースとなったハンガリーGPでピエール・ガスリー5位、角田裕毅6位とダブル入賞を果たした。
ガスリーはベルギーGPを迎えるにあたり、ハンガリーで好結果を残せたことで、良い夏休みを過ごすことができたと、チームのプレスリリースにコメントを寄せた。
「ドライバーとしては、次のコースに戻るまでは、前のレースの結果に影響されてしまうものだ。ブダペスト(ハンガリーGP)での結果は、夏休みを通してそれを楽しむことができた。だからシーズンを終える上では最高の形だったと思う」
ガスリーはそう語った。
「予選は本当にうまくいって、5番目に速かった。トップ2チームのすぐ後ろ、”ベスト・オブ・ザ・レスト”の最上位だったんだからね。でもレースでは、最初のコーナーで起きた混乱を避けなければならず、運が悪かった。つまり、予選でのパフォーマンスを最大限に活用することができなかったんだ」
「でも、ほぼ最後尾から反撃し、5位でフィニッシュするために素晴らしい戦いを繰り広げることができた」
「2台が入賞するというのは重要なことだったし、ドライバーズランキングでも8番手に入ることができているので、とても満足いく結果だった」
ガスリーは休みの間にリフレッシュすることができたものの、後半戦に向けた準備もしっかりと整えたと語る。
「ハンガリーでのレース後すぐにスペインに行き、他のドライバーたちと楽しくリラックスした時間を過ごした。その後はフランスに戻り、子供の頃からの友人たちと一緒に過ごした」
「基本的には休暇を楽しんだけど、忙しい後半に向けてはフィットネスが重要になるので、トレーニングもしっかりと続けてきた。後半に向けて準備はできているよ」
ガスリーは、後半初戦の舞台となるスパ・フランコルシャンは、友人であるアントワーヌ・ユベールの悲しい事故があった場所ではあるものの、好きなサーキットであると語る。
「スパは好きなコースのひとつだ。僕はここが大好きで、いつもうまくやれていると思う。特に、シングルシーターで初めて優勝したのも、ここだったと思う」
「2019年のアントワーヌ(ユベール)に関する感情は、決して忘れることはない。でも、たくさんの良い思い出があるコースなんだ。レイアウトは素晴らしく、通常なら素晴らしいレースを生み出してくれる」
「夏休みを楽しみ、3連戦で始まる忙しい後半戦に向けてフル充電できた。ハンガリーでの勢いを継続して、後半戦をスタートできればいいと思っている」
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