登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

アロンソ、最終周に同胞サインツJr.を抜いてオランダGP6位「今季ここまで最高のレースのひとつ」

アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1オランダGPで最終ラップにフェラーリのカルロス・サインツJr.を抜き、6位フィニッシュ。アロンソ曰く、今季最高のレースのひとつだったという。

Fernando Alonso, Alpine A521, Esteban Ocon, Alpine A521

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 優勝したレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、そしてそれに戦略を駆使して挑んだメルセデスのルイス・ハミルトンに注目が集まった2021年のオランダGP。そんな中でアルピーヌのフェルナンド・アロンソも、主役のひとりだったと言えるのではないだろうか?

 アロンソは9番グリッドからスタート。1周目にチームメイトのエステバン・オコンと、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィを抜いて7番手に上がると、その後はタイヤを労りつつ走行。ピットストップを終えた後はフェラーリのカルロス・サインツJr.との差を縮めていき、最終ラップにオーバーテイクを完了。6位でフィニッシュすることになった。

「6位という結果は、予想していたよりも良い順位だと思う。1台のフェラーリよりも前でフィニッシュし、しかも週末を通して競争力を発揮することができたんだらね」

 アロンソはレース後にそう語った。

「1周目は、ポジションを維持することが重要だと分かっていたから、必要に応じて多くのリスクを冒した。その後は、タイヤをマネジメントすることが全てだった。レースを戦ったやり方については、満足しているよ」

 今回のオランダGPは、アロンソとしてはF1復帰を果たして以来最高のレースのひとつだったという。

「確かに、最高のレースのひとつだね。でも、最近はいくつか良いレースができたと思う」

 そうアロンソは語った。

「ハンガリーGPも、僕らとしては非常にうまくいったレースだった。最初のコーナーでは運が悪かったけど、その後は良かった」

「今回は、タイヤのデグラデーションが完全に未知な状態にあった。過去に走った経験がなく、金曜日も十分な周回数を走ることはできなかった。だから5周ごとに戦略と目指す周回数を更新していたんだ。他のどのレースよりも、ドライバーが貢献できる領域が大きかったと思う。コンピュータやシミュレーションによる影響は、ほとんどなかったからね」

 アロンソは予選でQ3に進んだとはいえ、結局9番グリッドを確保するに留まった。ただザントフールトは抜きにくいと言われるサーキットであり、今回のレース中もそれほど多くのオーバーテイクは見られなかった。

 もし4番手で予選を通過していたら、そのポジションを維持できたと思うか? そう尋ねられたアロンソは、次のように語った。

「そうは思わないね。今週末は、戦略によってこのポジションに立つことができたと思う」

 そうアロンソは言う。

「今回、アルファタウリは僕らよりも優れていた。レッドブルとメルセデスは論外だけどね。そしてフェラーリは、1年を通じて僕らよりも少し速かった。逆にマクラーレンが今週末はあまり強くなかった……そういう理由だけで、僕らは8位や9位ではなく、6位だったんだと思う」

「マクラーレンがいつも通りならば、僕らの位置は8位か9位、もしくは10位だったかもしれない。僕らはコンストラクターズランキングで5番手であり、アルファタウリは6番手だ。年末にもそうなっている可能性がある」

「つまり本来なら僕らのポジションは、9〜12位の間だった。でも今日6位になれたのは、予選が悪かったからではなく、良いレースをしたからなんだ。予選が良ければ、確かにもっと良い順位を手にできるかもしれないけど、まずはQ3に進むのが僕らの目標なんだ。そしてポイントを手にするのも目標……それは一貫していると思う」

「今日はそもそも僕らのレースではなかった。だからタイヤのマネジメントと、自分たちのパフォーマンスで、最高のレースを戦えるように集中したんだ。それで僕らは自分たちに相応しいポジションを手にすることができた。大いに誇りに思うべきだと思う」

 アロンソは3年のブランクを経て、今季F1に復帰を果たした。F1から離れていた間、アロンソはWEC(世界耐久選手権)やインディカー・シリーズ、ダカール・ラリーなど様々なレースに挑戦し、スキルを高めた。

 今回のオランダGPでオーバーテイクを成功させることができたのは、その経験によるものなのか? そう問われたアロンソは、次のように語った。

「僕はそうは思わない。おそらく、様々なカテゴリーで経験したことが、自動的に今のレースに役立っている部分もあると思う。何も考えずにね」

 アロンソはそう語る。

「多分それは、自然に役に立っている。でもとにかく、僕は今のレースの進め方に満足しているし、どうやってバトルをしているか、決勝でのマシンのフィーリングにも満足している」

「ただ土曜日は、おそらくまだ僕の強みにはなっていない。1周のパフォーマンスを、マシンから最大限引き出すことができていないかもしれない。でもポイントは土曜日に獲得することはできない。ポイントが与えられるのは、日曜日の決勝レースなんだ」

 

Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 ハミルトン、今季限りで離脱決定のボッタスに敬意「これまで仕事をしてきた中で最高のチームメイト」
次の記事 メルセデス代表、離脱決定のボッタスに感謝「彼はチームに留まるのに十分値する存在だ」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本