ピエール・ガスリー、予選でまたも”スピードスター”ぶりを発揮「良い仕事をしていると示すことができた」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イタリアGPの予選で6番手を獲得。相変わらずの予選での強さを発揮し、昨年初優勝した地モンツァで、2年連続で好レースを戦いたいと語った。
Pierre Gasly, AlphaTauri AT02
Jerry Andre / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イタリアGPの予選で6位を獲得。この予選はいつもの決勝レースに向けてではなく、土曜日のスプリント予選レースのスターティンググリッドを決めるためのもの。しかしガスリーは今季ここまで発揮してきた予選での高いパフォーマンスを、今回も存分に見せつけた格好だ。
「とても嬉しい。本当に満足しているよ。全てを発揮できたと思う。アタックも良かった」
ガスリーは予選後にそう語った。
「マクラーレンを含め、メルセデスのPUを搭載したマシンは、予選で強力だと分かっていた。セッション中にGPSのデータを見ると、特にストレートで大きな差があった。それが、僕らがポテンシャルを最大限に発揮できたと考えている理由だ」
「今回も2台のフェラーリの前で予選を終えられたことに、とても満足している」
予選で注目されたシーンがトラフィックだ。超高速サーキットであるモンツァでは、ストレートでのスピードが重要。そのため、少しでもそのスピードを伸ばすべく、いずれのドライバーも別のマシンの後ろにピタリとついて、トウを活用したい。いずれのドライバーも、後ろに他車につかれたくない……そのためタイミングを見極めるべくスロー走行するマシンが連なるシーンが散見され、国際映像にもそれが映し出された。
これについてガスリーは、非常に難しい状況だったと語るが、自分は良いラップを走ることができたと満足している。
「とってもトリッキーだった。ここではいつも、ネズミと猫の追いかけっこのようになるのは分かっていること……誰も前を走りたくないんだ」
そうガスリーは語る。
「誰もがトウを使いたいと思っているし、クリーンなラップを走るにはそれが重要なことだ。それは、僕らがマネジメントしたことでもある。でも、とても良い予選を戦って、6番手を手にできた」
「今年何回6番手を手にできたかはわからない。でも、とっても良い仕事をしていることを示すことができていると思う。そのことに、僕は本当に満足している」
決勝レースを迎える前に、ガスリーはスプリント予選レースを戦い抜かねばならない。ガスリーはこれをうまく戦い、良いポジションから決勝レースをスタートしたいと語った。
「前回このフォーマットでグランプリが行なわれた時(イギリスGP)よりも、既に予選の段階ではるかに優れた結果を出せている。だから、良い形でフリー走行を使えたということなんだと思う」
「明日(スプリント予選レース)は、18周の激しい戦いになると思う。僕らが前の人たちについていけるペースがあるのか、そして日曜日に良い位置からスタートできるようにしたいと思っている」
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