角田裕毅、F1ロシアGPは厳しい戦いに「マシンのバランスに終始苦労した」……レース最終盤、ドライに賭けるも報われず
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1ロシアGP決勝を17位でフィニッシュ。終始マシンバランスに苦労したという。また、レース最終盤には雨は強まることはないとチームは判断したが、これも裏目に出る結果となった。
F1ロシアGPの決勝レースを、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は17位でフィニッシュした。
角田は12番グリッドからスタートしたものの、1周目に19番手までポジションを落としてしまう。その後追い上げを狙うも、DRSトレインに巻き込まれる形となってしまい、なかなかポジションを上げることができなかった。
「今日は明らかに残念な1日でした」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「週末を通してマシンのバランスに苦労しましたが、今日のレースでも同じでした。特に1周目には、コース上に留まるのは大変でした」
「再びポイントを獲得できるように、リセットして、基本的なパフォーマンスを見直す必要があります」
なおレース終盤、突如雨が降り始めたタイミングで各車がインターミディエイトタイヤに履き替える中、アルファタウリ勢はピエール・ガスリーをステイアウトさせ、角田はピットインさせたもののソフトタイヤを履かせてコースに送り出した。
これについてチーフエンジニアのクラウディオ・バレストリは、次のようにプレスリリースで説明している。
「残り6周で小雨が降り、コースは滑りやすくなった。一部のマシンはインターミディエイトタイヤに履き替えるためにピットインしたが、我々はドライタイヤを使い続けることにした」
そうバレストリは語る。
「雨が続くことはなく、このチャンスを活かすことができると信じていた。そのためピエールをステイアウトさせ、ユウキについてはピットストップさせてソフトタイヤを履かせた」
「でも残念ながらこのギャンブルは報われず、雨ははるかに激しくなった。そのため、インターミディエイトに履かせるために、改めてピットインすることを余儀なくされたのだ」
「今回のようなトリッキーな気象条件に対し、もっとうまくできたかもしれないということを分析する必要がある」
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